なにもかも越えて、ギャモンがすき。2
□[最後の質問です]
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「じゃ、じゃあ、質問だっ!」
「え、あ、うん。いいよ」
「お前は華麗が嫌いだ」
「うん。」
「お前は華麗側の人間は皆嫌いだ」
「…うん。」
素直に答えるとギャモンが少し落ち込んだ
第42話[最後の質問です]
[じゃあ、最後の質問だ!]
そう言ってから約3分がたつ。
なかなか言い出せないギャモンの顔は赤い。
なんか恥ずかしい事を聞こうとしてるんだな、と分かるものの、3分って
カップラーメンができるぞ、ギャモンよ。
「…ギャモン?」
勢いをつけるためかブツブツと何かを言うギャモンの名を呼ぶとギャモンはばっと顔をあげて私を見ると、更に顔を赤くした
できれば早く言ってほしい
ギャモンと顔近くて赤くなるよ
「お前はっ――――」
ギャモンがやっと話し始めた時、
何やら外でぎゃーぎゃー聞こえた
[ちょ、ちょっと華麗!]
キュービックと友が騒ぐ声が聞こえる。
そんで、会いたくないアイツの声が聞こえた
[お姉ちゃーん!出てきて!!]
ドンドンと華麗が扉を叩く、あれ、デジャブだ
[ギャモン!出てきなさい!いつまで二人で話してる気!?]
ドンドン扉を叩く彼女は中に私とギャモンしかいないのを知ってるらしい。
[もしかして…二人でイヤラシイことしてんの!?]
なんて、言った華麗は扉の外でいやー!と叫んでた
勝手に妄想するな。
顔が赤くなるだろう!!
ってかギャモンも顔赤いや
「うるさい、華麗。」
だから静かにさせようとそう声を出した。
[お姉ちゃん!喋ってるってことは何もされてないね!?あ、もしかして今から!?]
「黙れ。」
「黙れ。」
「黙れ。」
「黙れ。」
なんだか放送禁止用語を言おうとしたからストップをかけた。
fin。
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