なにもかも越えて、ギャモンがすき。

□[等価交換になります]
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[君は華麗君と一緒にいなければならないのです]




その言葉を聞いてハハっとカラ笑いをして、




「命令じゃないんだ」




と言って真っ直ぐバロンを見た




「で、アンタの考えは何なワケ?のってやるよ」






第39話[等価交換になります]






「華麗―、ご飯、行こう。」




にっこりと笑顔で華麗を呼ぶ。




「うん!あのね、皆第一テラスにいるって言うから、行こう!」




私に腕を絡ませ、私の隣を歩く華麗に、じゃあ第一テラスに行こうかと笑った




「うん」




隣で頷いた華麗にニッコリ笑顔を作ったまま、心の中では雪が積もっていくようにストレスが溜まっていっていた

そんなことを知らない華麗は第一テラスの階段を楽しそうにかけあがる。


で、皆とワイワイやってるバックレたいなー、なんて思うが、それじゃバロンとの約束パァになっちゃうからしない。




「お姉ちゃーん、早くおいでよ!」




ニコニコ

ただ華麗といて、笑ってればいい

それだけで私は多いな得をする




「可憐、大丈夫?」




キュービックがそっと私に耳打ちする




「うん。大丈夫だよ。私は、華麗が幸せならそれで幸せだから」




そう言うとキュービックは少し困ったような顔をしてた、




「お姉ちゃーん!」




何の前触れもなく華麗が抱きついてきた

あああああ!


鳥肌がたつ、勿論嫌な意味で




「可憐――」




キュービックが何かを言いかけた所で奥の方でムスっとしていたギャモンが、バンっと机を叩いた。

エレナちゃんが、何よガリレオ、なんて言ってた


そんなガリレオさんはこっちを向いて




「何でテメェこんなことしてんだよ」




と、そう言った




「何でって何が?」




にこにこ笑ったまま聞く




「テメェーは華麗の事嫌ぇなんだろ?だったら嫌いな態度いとってろよ」




なんて、華麗のこと想ってる男からは聞けもしない言葉が発せられた





END。



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