なにもかも越えて、ギャモンがすき。
□[面倒臭い姉妹]
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コンコン
「どうぞ」
「どうもー、殴り込み屋でーす」
軽々しく言うとバロンは何か不満でも?と言った
だから笑顔で
「不満だらけだコノヤロー。」
と、棒読みで言った
第38話[面倒臭い姉妹]
散々愚痴った後に何で学園を止めちゃいけないのかを聞くとバロンは一段と真面目な顔をした
「君は、この学園が守っているらかです。」
「は?」
「君は敵を作りやすい体質なのです。」
「まぁ、そりゃ、少しはそうかもしれないけど、それって性格の問題でしょ?」
「いいえ。君がいくら性格を直して、笑顔を振り撒こうと、敵は増える一方です」
「……なにそれ。」
アホらし、と言ったが
「実際、君の周りは敵だらけでしょう?」
「それは9割が華麗のせいだって」
「問題はそこなんです」
「?」
「華麗君は君以上に敵を作りやすい体質なのです」
結局華麗かよ。
「私はー所詮華麗のオマケなんで、そーゆー難しい事はー、打ち明けないで下さい」
「私も君に迷惑をかけないように、と言わなかったのですが…、そう言うワケにもいかなくなったのです」
「そう。所で、逆体質の人はいないの?」
「ノノハ君やアナ君、それに軸川君もです」
「3人もいるなら大丈夫じゃん」
バロンは困った、と言う顔をして
「カイト君も、君と同じ体質なのです。」
「じゃぁー……」
3対3でいーじゃん、そう言う前に
「華麗君の体質は異常なのです。あり得ない程の体質の強さで、可憐君が来る前は3人でもまかないきれていませんでいた」
ん、なもん。どないせいっちゅーねん。
「しかし、君が来てからは華麗君の体質が逆になったのです」
「…」
マジか。
超面倒癖ぇ。
だって、絶体、言う、あの言葉を。
「君は華麗君と一緒にいなければならないのです」
fin。
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