なにもかも越えて、ギャモンがすき。
□[newな私と転校生]
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あれから帰った私はしばらく引きこもり生活を続けた。
でも、資金が底をつき、ATMでお金を下ろしに行かなければならなくなったのをきっかけに、私は学校へ戻ることになった。
(私のお金は何故か学園長が管理していた)
もちろん学園での私はしんだから、新しい、ニュー可憐ちゃんとして学園に戻る、
1つだけ条件をつけて
[華麗と私は一切関係のないものとして華麗の問題を私の所に持ってこないこと]
第35話[newな私と転校生]
「おひさー」
「久しぶりー。」
教室に入ると友がいつも通りイスを後ろに斜めにしながら私に声をかけた
「何日ぶりのご登校かな?引きこもりちゃん」
「さー?引きこもりが引きこもってる日付教えると思う?」
「数えないね」
あぁ、いつもの友だな、なーんて思ったら
[席につけー]
なんて久しぶりの担任の声がして席に座った
[今日は転校生を紹介する]
なんだか背筋がゾクゾクッとした
[クロスフィールド学園からやってきた、ルーク・盤上・クロスフィールド君だ]
あーあ、また嫌なやつが増えたよ
…関わらないようにしよう。
前は歪んでいたその人物、ルークから目を反らして心にそう誓ったものの、
どうやらその願いは叶わないようだ、だって
「君が可憐?僕はルーク、君の監視役に選ばれた、よろしくね」
ルークは人の良さそうな笑顔で私の目の前で言った
「華麗か軸川の回しもんか?」
そう言うとルークは少しビックリして
「いや、僕はカイトのまわしものだよ」
“そして華麗って人にはまだ会ったことがない”と言った
「そっか、とりあえず話しかけんな。ミンチにすんぞ」
するとルークはまたビックリして
「それは無理かな」
と言って自分の席に戻った
これはやっかいだな…。
fin。
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