なにもかも越えて、ギャモンがすき。
□[霜焼けおててがも痒い〜♪]
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「所でさ」
足痒い。
「あ?…っ///」
ギャモンの方を見るとこちらを見たギャモンは真っ赤になって顔を反らした。
なんだ?
まぁ、いいか?
「何でカギ閉めたの?」
「あぁ、それは…」
「それは?」
「逃げられそうだったから…」
「…なるほど。」
確かに、ギャモンと会ってると逃げてばっかりだ
第32話[霜焼けおててがもう痒い〜♪]
「…で?」
「あ?」
「私に何の用なの?」
「用…っつーワケじゃねぇーけど…。」
「でも何かあるんでしょ?」
「…まぁ。」
ほんの少しの間が空いてギャモンが何か喋りだそえとした時
[お姉ちゃん!いるんでしょ!あけて!]
ドンドンと扉を叩く音と華麗の声。
少しくらいなら放置しても大丈夫かと思ったけど、あんまりにもうるさく騒ぐから
「ごめんね、その話し、今度でもいい?」
ギャモンに少し固まった笑顔を見せると
「あ、あぁ…」
少し残念そうな顔をしたが了承してくれた
そんなギャモンにご褒美をあげよう
いただにドンドンと騒ぐ華麗、
「止めて華麗、今開けるから」
そう言うと一気に静かになるだから扉の前に立たせ
ガチャンとカギを開け、勢いよく扉を開けた
「お姉ちゃーん!!」
そう叫ぶ華麗が飛び込んで来るのは予想済み
、横になると勢いのついた華麗はそのままギャモンへとダイブ
真っ赤になるギャモン、不服そうな華麗
ギャモンが幸せそうで何よりだわ。
どうでもいい目で2人を見て
「お幸せにー」
なんて言ってペタペタと廊下を歩く。
fin。
((廊下冷たい。折角暖まったのに。))
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