なにもかも越えて、ギャモンがすき。
□[新たなホラー?]
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足音が近づいてくる
ゆっくりと、そして確実に私の方に向かって
なんか怖ぇー。
キュービックか友だと考えよう!!
そうすれば怖くないし、よし!
足音が机を回り、私の所まで来る、で、その人物はしゃがみ込み、私を見つけた
第31話[新たなホラー?]
「んな所にいたのかよ」
それはギャモンで、この体制ではギャモンと至近距離
私は思わず
「き…」
「き?」
「きゃっ――――」
叫びそうになったらギャモンに口を塞がれた
「騒ぐな」
凄い慌てた様子で
ってか、あの、近いんですが…。
顔を赤くしているとギャモンも少し赤くなって口から手を退けて、その手で私の腕を引っ張って机の下から出された。
寒い、でも顔だけ熱い。
「…寒くねぇのかよ」
「…寒い」
私の格好を見て言ったのか、会話が無くて言ったのかは分からないが、ギャモンから目を反らしながらそう言った
「…足、真っ赤じゃねぇーか。」
「廊下、冷たいし…」
でも別に平気、そう言うとギャモンは
「女は身体大切にしろよ」
と言ってストーブをつけてくれた
でも今ストーブに当たったら絶対に霜焼けになるな。
でも寒い。
だからギャモンの直ぐ側にあるストーブの前を陣取った。
しゃがんでストーブの風にあたると急に暖かくなった身体はやはり痒くなってくる。
鼻水出そうだ。
…目、乾くなぁー。
でも暖かいや。
fin。
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