なにもかも越えて、ギャモンがすき。

□[新たなホラー?]
1ページ/1ページ



足音が近づいてくる


ゆっくりと、そして確実に私の方に向かって


なんか怖ぇー。


キュービックか友だと考えよう!!
そうすれば怖くないし、よし!


足音が机を回り、私の所まで来る、で、その人物はしゃがみ込み、私を見つけた






第31話[新たなホラー?]






「んな所にいたのかよ」




それはギャモンで、この体制ではギャモンと至近距離
私は思わず




「き…」


「き?」


「きゃっ――――」




叫びそうになったらギャモンに口を塞がれた




「騒ぐな」




凄い慌てた様子で



ってか、あの、近いんですが…。


顔を赤くしているとギャモンも少し赤くなって口から手を退けて、その手で私の腕を引っ張って机の下から出された。



寒い、でも顔だけ熱い。




「…寒くねぇのかよ」


「…寒い」




私の格好を見て言ったのか、会話が無くて言ったのかは分からないが、ギャモンから目を反らしながらそう言った




「…足、真っ赤じゃねぇーか。」


「廊下、冷たいし…」




でも別に平気、そう言うとギャモンは




「女は身体大切にしろよ」




と言ってストーブをつけてくれた
でも今ストーブに当たったら絶対に霜焼けになるな。
でも寒い。
だからギャモンの直ぐ側にあるストーブの前を陣取った。


しゃがんでストーブの風にあたると急に暖かくなった身体はやはり痒くなってくる。

鼻水出そうだ。



…目、乾くなぁー。



でも暖かいや。




fin。




.
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ