なにもかも越えて、ギャモンがすき。

□[死ぬ気で逃走]
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「よーく考えたんだけどさ」


「うん」


「次の補習の相手ってギャモンじゃね?」


「かもね」


「ムリ。絶対にムリ。」


「じゃあ死ぬ気で逃げればいーじゃん」


「…それはリッボーン(復活)っすか?」






第24話[死ぬ気で逃走]






[綺麗なら帰りましたよ]


[チッ、逃げられたか]


[生徒会長一人で探してるんですか?]


[いや、皆も手伝ってくれてるよ]


[へぇー…。ま、頑張って下さい]


[うん。ありがとう]




タタタッと軸川センパイのかけて行く音がしたからロッカーから顔を出す。




「行った?」


「うん。行った。」


「行ってないわよ」




友の言葉にロッカーから出て次の逃げる準備をしようとしたらエレナちゃんの声がした。



エレナに捕まるのだけは絶対に嫌だ


再びロッカーに入りバタンッと扉をしめた




[あ!こら!出てきなさい!!]




外でそう叫んでロッカーをドンドンする

そんなエレナに




「エレナー。」


[なによ!出てきなさい!]


「ミンチにすんぞ。」




一瞬静かになって




[出てきて下さい]




エレナはそう行った

でも




「ヤダ」




出てやんない。




[じゃあいいです。]




そう言ってパチンッと指をならすとロッカーに異変が、あちこちで音がする



……ってか動いてね?



ガタガタいってるしってヤバイ



このロッカーにはほうきをかける金具の上にロッカーの面積の半分の割合しかない棚があって、たしかそこにクエンザーが……。




ボハッ!!




「…やっぱり」







fin。




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