なにもかも越えて、ギャモンがすき。
□[実年齢]
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ばっと後ろを見ると
「…ギャモン…」
そこにはやはりギャモンがいて、口に手をあてて顔を真っ赤にしていた。
そんなギャモンを見て今の聞かれたと思うと私まで顔に熱が集まった。
第23話[実年齢]
「明日から学校に来れない」
「大丈夫だって」
「だって!だってさぁ!!」
「だって?」
「あんなん…告白したのと一緒じゃん…」
「そうだね」
なんと軽い友に少々イラッとくる
「元を正せばアンタが悪いんだよ?」
「あー。そっか、ごめーん」
「むっかー。ミンチにするよ」
「それは勘弁」
いや、しかし。
「明日からどうやって生きていこう」
「ねーねー。そんなことよりさ」
「そんなこと?」
「うん。アンタってこの世界の住人じゃないんでしょ?」
背もたれに寄りかかりながら欠伸を手をおおってる袖で隠しながら同じく袖で隠れてる手で携帯を弄る友はそんな事を聞いてきた
「……うん、まぁ、」
「どうやって食いつないでんの?」
「どっから月いくらーって仕送りがくる」
「へぇー。」
そうなんだ、と納得している友を見て1つ疑問が…。
「私がこの世界の住人じゃないって言ったっけ?」
「…あー、うん。一番始めに出会った時」
「…そっか」
…言ったっけ?
まぁ、どうでもいいか
ギィッと椅子を後ろに傾ける
「可憐君」
「あぁ、軸川」
「…仮にも先輩を呼び捨てかい?」
「まぁ、実年齢は軸川と一緒だからね」
「…そうだったんだ…」
「で?何用?」
「あ、そうだ、忘れてると思うけど。補修の続きやるから」
「げ。あれまだやんの?」
「うん。今日の放課後迎えにくるから。」
「……げぇー。」
「諦めればー。」
いまだに携帯を弄る友の言葉になら、変われよと言ってやるが嫌だと言われた
Fin。