なにもかも越えて、ギャモンがすき。
□[毎日やってます。]
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ダダダダダと廊下を走る音
それで彼の叫ぶ声。
称号持ちの有名な、逆之上ギャモンの叫ぶ声。
第12話[毎日やってます]
「ざけんなテメェー!!」
後ろで叫ぶギャモン。
だが止まれない
ここ数日(と、言っても2〜3日)毎日の用につかまえようとするギャモン
無理
チャイムがなって私が教室に逃げると悪目立ちしたくないギャモンは諦めて帰って行く
フーと息をはいて席に座ると友がニヤニヤしながら話しかけてきた
「何さ」
「アンタさ、あのガリレオと付き合ってるの?」
「なっ!///」
自分でも顔に熱が集まるのを感じながら「違う!」と否定した
「へぇー。違うんだー」
いまだにニヤニヤする友に
「じゃぁ、今度ここに来たときに聞いてみればいいじゃん」
「なるほど」
よっしゃー聞いてみよーと言い意気込む友に何が面白いんだ
「違うからね」
「はいはい。」
まだ顔の赤い私に友は「面白いこと教えてあげる」と言う
なんだ?
面白いことって
「アンタ、ガリレオの求愛を断ってるってウワサ広がってんだよ」
「!?///」
はぁ!?
きゅ、求愛って…
「バカじゃないの!?///」
「でも赤くなってるし」
「ち、違う!///」
「はいはい。分かりましたよー。」
あーあ、この後もまたマラソン(ギャモンとのおいかけっこ)かぁ
体力辛い
fin。
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