なにもかも越えて、ギャモンがすき。
□[大門カイト]
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「…失礼しまーす…」
「やっと来たか」
カイトはさっさとやろーぜーと言った
私はしたくないよ
第04話[大門カイト]
「マジでお前こんなのも分かんねぇーの?」
カイトのビックリするような目にイラッとしながらもこくりと頷いた
「…なるほど。」
カイトは少し考えてからよし、と言って少しレベルの低い問題を用意してくれた。
「これなら分かるか?」
「なんとか。」
少しずつ時間をかけて問題を解くとカイトが採点をしてくれる。
分からない。
そう一言いえば
こんなのも分かんねぇのかと毒を吐きながらも教えてくれる
そこまではいいんだ。
なんでコイツちょこちょこパズルやってんだよ。
しかも教え方が、なんなんだ
分かんねぇよ
教え方の難易度が高いんだよっ!
だからこんなに時間がたっているのに問題用紙は白紙に近い
…分からん
解けない。
分かるかアホー!!
と心の中で叫んでも仕方ない。
とにかくカイトは嫌だな…。
結局、問題は終わらなかった。
fin。
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