なにもかも越えて、ギャモンがすき。
□[騙されましたが何か?]
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あの生徒会長っ!
「だましたなー!」
第15話[騙されましたが何か?]
「何で俺からにげるんだよ」
ジリジリと近づいてくるギャモンにジリジリと逃げる
「に、逃げてないよー。何言ってんのさー」
あぁ、こうして話してるだけで赤くなりそう。
耳は赤いな多分
「今だって逃げてるだろ」
ジリジリと近づくギャモンに私も下がるがトンっと背中に壁があたってしまった
しまった逃げ道がっ
「ちゃんとした理由が聞けるまで逃がさねぇ」
ギャモンが私を見て話してる…心臓がばくばくいってる
ちなみに嬉しいわけじゃなくて
ものすっっっごく恥ずかしいだけだから
そんなんしてるうちにギャモンが目の前まで来てしまい私は逃げられない
「おい。聞いてんのか」
「っ!///」
今の私は最大限真っ赤だと思う
真っ赤な顔のまま俯いてたらそれがギャモンに伝わったのか、ギャモンの方をちらりと見ると顔が赤かった
もしかしたら昨日の友の言葉を思い出したのかもしれない
とにかく恥ずかしい
これでもか、と言うくらい真っ赤になってた私からギャモンは離れた
「で、なんでだよ」
「……え…?」
「だから、何で俺を避けたんだよ」
「それは…//」
まさか好きだとは言えないし、どうにか考えなければ
「2人っきりが、嫌…だったから…」
仕方なく出てきた言葉をギャモンに言うとなるほど、となっとくし、
「じゃあ今度の昼休みに第一テラスに来い。そこでならいいだろ?」
ギャモンの方をチラリと見てコクリと頷いた
ギャモンと会話をしてしまったっ
fin。
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