〜神流家〜
■神流 正樹(ｶﾝﾅ ﾏｻｷ)
神流家の大黒柱であり会津藩の武士。
“尽忠報国”は座右の銘のようなもので、御国の為に尽力したいと志を持っていた。
剣術に限らず柔術や砲術等の武術にも優れており、子供達には積極的に鍛練を積ませてきた。
愛妻家で身体の弱い妻をいつも気にかけていた。
享年47歳。
生前、娘の為にと見繕った大小の刀はﾋﾛｲﾝにとって無二の遺された宝物である。
■神流 幸(ｶﾝﾅ ﾐﾕｷ)
正樹の妻でありﾋﾛｲﾝの母親。
神流家に嫁ぐ前は、京都の由緒ある旧家の長女として育てられていた。
おっとりとした性格で何処か浮世離れした風であったという。
が、礼儀作法には厳しくﾋﾛｲﾝもそのお陰で作法はきちんとこなせる。
また霊能力者として近所で有名だった。
享年45歳
病弱で身体が丈夫でないらしいが……
■神流 利一(ｶﾝﾅ ﾘｲﾁ)
ﾋﾛｲﾝの兄。
北辰一刀流の目録者。
会津藩校･日新館を出た後は江戸の伊藤道場にて修行していた。その際、同門の藤堂平助と知り合う。
面倒見が良く爽やかな性格だが割りと頑固。
享年28歳。
■神流 貴一(ｶﾝﾅ ｷｲﾁ)
ﾋﾛｲﾝの弟。
やんちゃで好奇心旺盛だが泣き虫。
享年9歳。
■神流 瑞月(ｶﾝﾅ ﾐｽﾞｷ)
ﾋﾛｲﾝの妹で貴一の双子の妹。
甘えん坊だが気は強い性格。
享年9歳。