Short Novel
□隠し事
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そして時間は立つのは早く、もう夕刻になっていた
日が落ち始め、空は綺麗な橙色になっていた
その空の下、沖田は町を見回りといいながらと、いつもの茶屋に足を運ぶ
いつもより遅い時刻に行くのは相手方に用事があったからだ
その相手とは
「遅かったじゃん、沖田くんよぉ」
「万事屋の旦那、すいませんねィ。急な呼び出ししてしまって」
銀髪で天然パーマの例の人。
万事屋の店主:坂田銀時だった
最初彼は嫌がっていたのだが、沖田が奢ると言ったら即OKした
沖田は銀時の向かいの席に座り、メニューを見ようと端っこにてをのばそうとしたのだが、銀時がもうメニューを頼んだらしく、テーブルにはパフェが二つあった
「旦那、二つも食うんですかィ?」
「あ〜それ?それは沖田くんの」
「俺のですかィ?」
「パフェ嫌い?」
銀時はパフェのさくらんぼを口に入れながら聞く
沖田はパフェを少し見て
「俺は珈琲にすんで、パフェは旦那にやりまさァ」
と言った
銀時はマヂでっ?!と、御礼を言って二つめを食べ始める
沖田は珈琲を待っている間、パフェをたべ続けている銀時を微笑み見ていた