Short Novel

□甘え下手
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『‥水谷くん』

「ん?」

『頭‥撫でてもらっても良いかな?』

「うん、いいよ」

放課後。
今日は雨だからミーティングで終わった部活。
帰ろうとしたら
俺は愛しい彼女に捕まった







『古典教えるからさ、後の教えてくれないかな?』

古典以外全く駄目な君からそう催促されたらやるしかないじゃない

俺だって古典教えてもらいたいもん

だから

「いいよ」

と答えると

『っ‥ありがとう!』

君はさっきの何万倍も輝くんだ

『‥どうかしたの?』

「あっ、ごめんごめん;」

だから今、俺達は誰もいない図書室で勉強しているんだけど

君はいきなり頭を撫でてと俺の胸に頭をコテンとあてる

俺はいつものように頭を撫でた

けど
さっきも言ったけどここは誰もいない図書室。

健全な男なら
理性が崩れかけて当然です

『‥水谷くん?』

あぁもう
そうやって上目使いしないでよ

『‥水谷くんってばっ』

「あっごめん;」

変な事ばかり考えてていつの間にか手が止まっていたみたいで

彼女は少し膨れっ面

『‥水谷くんが撫でてくれると‥気持ち良いのに‥』

そっと呟いた彼女の言葉







‥ねぇ



襲っちゃっても



いいですか?(笑






甘え下手
(水谷くん‥大好きだよ///)(俺も大好き♪)




◇End◇






あとがき


水谷くん‥こんな感じであってるのかな‥?(不安



 

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