Twinkle...
□子供はどっち?!
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昼とは違って、夜のラジアータはとても静かだ。
私の足音が響き、人一人いない。
空を見上げれば、星がとても奇麗だ。
月は少し欠けていて、満月でない所が少し残念。
テアトルを抜かし、もう少しで彼の家。
今日の依頼は結構ハイレベルだったそうだ。きっと彼は疲れて寝ているのでしょうね。
「…クス、」
薬局を抜かし、橋が見えてきた。
少しペースを上げて橋まで走り、橋の上でしゃがみこみ少し休憩。
「……」
ふいに再び空を見上げ流れ星なんて探す自分。
願い事決まってないのに、探しても意味無いか…。
「…エル?」
「!」
誰かに呼ばれ視線を向けた
そこに居たのは唖然とした顔で立ち尽くすジャックただ一人。
「…ジャックですか」
「ど、どうしたんだ?!」
「自主トレーニングです」
「はぁ?!」
はぁ?って言われたって、ダイエットだなんて恥ずかしくて言えるはずかないじゃないですか。私の気持ちだって考えてください
「ジャックこそどうしたのですか?」
「今タナトスに呼ばれた」
「…そうなのですか」
「ちょっ…エル、何髪の毛縛ってんだよ!」
「?、悪いですか?」
「オレだって初めて見たのに…」
「何、子供みたいな事を「だーっ!…子供じゃないっての」
「…」
最近は喧嘩が増えた気がする。
きっかけは些細な事。喧嘩なんてしたくないのに。素直になる事をいつの間にか忘れてしまったのだ
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