Twinkle...
□まるで天使のような、君を
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やばい、やばすぎる!!
…なんて。
そんな事、
今更言っても遅い話だと気付いた午前1時。
実は昨日、
最愛のフリージアと夜の10時に会う予定だったのだ。
今は任務中だとは言え、一度した約束は約束。
これで何回目だろうか…
「くそ、もうこんな時間かよ」
いつもの様に
肩を落とし、後悔がジャックを襲う。
約束を破ってしまった俺の彼女、フリージアは、優しくて可愛くて…誰にも譲れない大切な俺の女。
なんだか“俺の女”だなんて自分で言うのは照れくさく、まだそんな実感が沸かないのが本音だ。
まだ任務途中だとは言え、早くフリージアの顔が見たい。
こんな時間だし、今は寝顔で十分。
とにかく…、会いたい。
今日の任務先はセプテム地方。
ラジアータまでは少し時間がかかるし、敵もなかなか強い。
けれど今は急いで、ラジアータへ戻ろう。
眠たい目をこじ開け、少しでも早く…フリージアの元へ行かなくては。
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