テニプリ長編

□平凡な毎日。
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教室に行けば柳と仁王に挟まれる柚華。



「のぅ柚華、教科書見せちょくれ。」


『んあ?ええよー。』

柳から距離を取り、仁王のくっつく机を見て柳は眉間にシワがよる。



「……柚華。次お前が当てられる確率は98%だ。それに嫌いな数学…俺の答えを教えてやってもいい。」


『えっ!まじ?!ありがとー助かるー!!』


そう言って柚華は柳の机を近づけ、自分の机も柳寄りにした。


『まーくんも教科書見るなら寄せとき!』


そう言って仁王の机も寄せ三つ並べた。



「(…流石参謀。なかなか手強いのぅ。)」


「(…独り占めとは感心しないな仁王。)」




「「「「(あそこの2人KOEEEEEEEEEEE!!!!!)」」」」



柚華を巡る水面下の闘いに
クラスメートはただただ恐怖を感じていた。
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