テニプリ長編
□平凡な毎日。
2ページ/6ページ
『はい、朝練終わりなー!』
コートに響く声に赤也は声の主の所に走り抱きついた。
「疲れたッスよ柚華センパーイッ!!」
『うおっ、…赤也飛びつくなし。』
「ずりーぞ!天才的な俺を差し置いて抱きつくな!」
「丸井先輩も悔しかったら抱きついたらいいじゃないッスかー!」
「2人とも煩いよ?」
「「すみませんでしたぁあぁあああぁああぁあぁあああああああぁあぁあ!!!!!!」」
「分かればいいんだよ、分かれば。」
そう微笑みながら部室に入る幸村。
それに続いて入る三人。
他の部員は着替えている最中だ。
(※ちなみに主人公はカーテン一枚越しで着替えます。男子の着替え姿を見るのは全く抵抗なし。見るだけでは照れません)
「遅いぞ!さっさと着替えろ貴様ら!」
全く…たるんどる!と愚痴を零す真田に便乗する柚華。
『弦ちゃんのゆーとりや!たるんどるっ!』
「………柚華、今なんて?」
ジャッカルの言葉に首をかしげる柚華。
『…"たるんどるっ!"?』
「ちげーよ!真田のこともっかい呼んでみろい!」
『……弦ちゃん?』
弦 ち ゃ ん
その言葉に幸村、柳生、ジャッカル、柳は吹き出し
赤也、ブン太、仁王は爆笑した。
「副部長がwwwwwwwwwwww弦ちゃんwwwwwwww」
「流石にそれは真田も怒るぜよwww」
のぅ真田?と仁王が振り向けば、
そこには顔を真っ赤にして俯く真田弦一郎の姿が
「…え、真田?」
「オイオイマジかよ…1番たるんでるじゃねえか…」
「さなd「たたたたたたたたるんどる!!!!//////」
キエェエエェェェエエ!!!と奇声を発しながら部室を飛び出した。
「………あいつも乙女じゃのぅ。」