新・紋章の謎 ルナティックプレイ記

□1章 グルニア遠征 & 2章 マケドニアの反乱
3ページ/6ページ



オージェ「そんなわけで、またさっきと同じ場所まで来ました!」

マルス「敵がこっち来そうで来ないねー」

オージェ「とりあえず、さっきと同じようにルーク君を動かして
必殺を出さないのを祈るであります!」

アンナ「大丈夫かしらねー」

オージェ「よし!ルーク君は必殺を出さずに耐えました!
そして、蛮族が上手くこっち側に向かってきました!」

マルス「僕が一発攻撃を受けたけど、それは次のターンで回復すれば済む話だね」

オージェ「こちらのターン!まずは僕がハンターを撃破!
次に山の向こう側は、上手く戦力が減ってるのでチャンスです!
って、あれっ、あれ、蛮族がドーガに
じしいいいいぃぃぃぃっっっ




オージェ「センセー!
ドーガ君が65%前後の鋼の槍を外して、
敵から3%必殺をもらいました!

涙モノです!」

アンナ「あらあらー、残念ねー」

オージェ「敵の無駄必殺とか初めて見たよ!!」

アンナ「しかし上手くいかないわねー」

オージェ「次こそ!ちゃんと配置します!!」


―――
オージェ「よし!思い通り蛮族は分散した!
山の向こうのチームは、
ロディとかルークとかで敵の攻撃をチクチク削ってとどめです!
こっち側は、僕が山の上にいるおかげで、
蛮族が勝手に僕に攻撃して外して、
僕が反撃でぶちのめすというファインプレーが出来ました!」

アンナ「良いじゃなーい」

オージェ「そうなんです、運が良ければこの戦法で行けるんです!」

アンナ「結局『運』なのねー」


―――

オージェ「というわけで蛮族は全員処理しました!マルス様!」

マルス「おお、ご苦労(キラッ)
じゃあ行こうか」

オージェ「はい!ろれんす砦にGOであります!」

マルス「そんな名前ついてないよー」

オージェ「そうなんですか…こんだけ山にろれんすつけといて…」

マルス「ロレンスがいるあの砦は
『爆死砦』っていう名前なんだ」

オージェ「SFC紋章ネタですか…なんか酷い名前ですね…」

マルス「まあ、その前にちょっと寄り道しようよ(キラッ)」

オージェ「え?」

マルス「さっき言ってたおにぎり屋が近くにあるよ」



―――民家

おばさん「あのアランって騎士、顔色悪いねえ。
あれじゃ、いくら戦っても逞しくはなれないと思うけど…」

マルス「おばさーん、こんにちはー(キラッ)」

おばさん「おや、こんにちはー」

マルス「オージェ、ここがグルニアでも有名な
『おばあちゃんの店』だよ」

オージェ「おばあちゃんの店こんなとこまでチェーン展開してたのか…

マルス「おばさん、塩おにぎり二個!」

おばさん「はーい」

オージェ「しかも品揃えはそんな良くない…」

マルス「いやいや、ここのおにぎりの塩には、
あの有名な『バヌトゥ岩塩』が使われているんだよ(キラッ)」

オージェ「何すかバヌトゥ岩塩って…」

マルス「漬物の達人バヌトゥが、
2000年前に使った漬物石から取れたという
伝説の塩なんだよ(キラッ)」

オージェ「それ腐ってるだろ絶対!!!




マルス「うーん、やっふぁりおいいりはおいひいね(ヒラッ)」

オージェ「口におにぎり入れたまま喋らないで下さい。
っていうかなんでキラッまでヒラッになってるんですか」

マルス「うん…ごくん、あー、おいしかった。
さて、砦に向かおうか」

オージェ「はい」

マルス「おや、こんなとこにセーブポイントが」

オージェ「かつてこれほど要らないと思ったセーブポイントは初めてです」

マルス「とりあえず、僕からロレンス将軍に話してみるよ」





マルス「おー、ロレンス。チーッス

ロレンス「なんと、マルス殿…アリティアと戦わねばならんとは…」

マルス「まあまあ、戦う必要なんてないじゃーん。
僕も戦いたくないんだよー」

ロレンス「…マルス殿、どうか、この砦の中にいる
ユベロ王子とユミナ王女をかくまってほしい。
それさえしてくれたら、わしにはもう思い残す事はない」

マルス「分かりました。ユミナ王女は命に代えてもお守りします」

ロレンス「我が命と引き換えに…子供達を…頼む!!」

マルス「!?ろ、ロレンス!!…

…馬鹿な…










……





………計画通り(キラ顔)


―――――


オージェ「どうでしたか?マルス様」

マルス「ロレンスは…自害してしまった…」

オージェ「ええっ!?それはなんという…」

マルス「ロレンスの為にも、ユミナ王女は何としてもお守りせねば」

オージェ「だからユベロ王子はどうしたんですか

マルス「とりあえず制圧しよう」



ルーク「ふぅ、はぁ。
やっとたどり着いた、ここがマルス様と合流する砦か」

セシル「この中に既にオージェ達はいるって聞いたけど」

ロディ「とりあえず中に入ってみよう」


―――爆死砦内部

ロディ「マルス様…この子供達は?」

マルス「グルニアのユベロ王子とユミナ王女だ」

ユミナ「けだもの!!それ以上近寄らないで!!」

マルス「違うんだよ、僕達は味方だよ。
ほら、このスマイルを見たら、分かるだろう?(キラッ)

ユミナ「…それ以上近づいたら私達も死にます!!

オージェ「だろうな、そうなるとは思ってたけど

マルス「なんでかなー」

オージェ「自分の胸に聞いてみて下さい…」


ユベロ「うっうっ…ロレンス死んじゃった…これからどうすればいいの…」

セシル「どうしたの!?ユベロ君!

ユベロ「えっ…お姉さん誰…」

セシル「だいじょうぶよ、
これからはお姉さんが近くにいてあげるからねっ!!」

オージェ「セシルはショタなら見境ないのな…」

ゴードン「ある意味ルークよりたち悪いね…」



ラング「おお、マルス殿、ようやく子供達を捕らえましたか」

マルス「!ハゲ将軍…」

オージェ「小声で言わないで下さい…
すごく小物っぽいですよマルス様」

ラング「マルス殿、次はマケドニアへ行ってもらいたい。
そこで反乱が起こったようで、ミネルバ王女が捕らわれたのだ」

マルス「!ミネルバ王女が…!分かった、すぐ行こう(キラッ)
だが、ユミナ王女はこちらで預からせてもらえないか」

オージェ「ホントユベロ王子の扱い酷いですね…」

セシル「ユベロきゅんはあたしが預かるから!
絶対良い子に育てます!!」

ルーク「良い子に育つ気がしねぇ…

ラング「駄目だ、二人とも連れ帰って処刑する。
さあ、二人ともこちらへ来るんだ!」

マルス「待て!!せめてユミナ王女だけでも!!」
セシル「待って!!せめてユベロきゅんだけでも!!」

オージェ「この二人何か似てきてないか…?


マルス「待てーっ!!くそっ!」

オージェ「マルス様!ご命令下さい。
私が取り返してきます!」

ジェイガン「落ち着け!!マルス様も落ち着いて下さい!!
とにかく…とにかく今は我慢して下さい!!
マケドニアの反乱をおさえれば、またチャンスはできるかもしれません」

マルス「ちっ…ユミナ王女…」
セシル「ああ…ユベロきゅん…」

オージェ「とりあえず、マケドニアに向かいましょうか」

マルス「ああ。ユミナ王女はまだ子供だが、
次は大人の女性ミネルバたんが待っている(キラッ)」

オージェ「マルス様…」

マルス「ああ、大丈夫だ。
本当に愛してるのはシーダだけだからね。
ああ、会いたいよシーダ」

オージェ「そーですか…」


セシル「ライアン君…私今悲しいの…お姉さんの傍にいて…」

ライアン「セシルさん…」

オージェ「もはやここまで来るとただのかよわい姉になってますね」

ゴードン「見境ないのはどうかと思うけどね…」

マルス「とりあえず、皆マケドニアに進軍するぞ(キラッ)
黙って俺について来い!!

オージェ「アンタ言えた台詞じゃないでしょそれ…」



本章のリセット 16回くらい

次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ