新・紋章の謎 ルナティックプレイ記

□1章 グルニア遠征 & 2章 マケドニアの反乱
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アンナ「そーゆーわけで1章、グルニア遠征のはじまりー」

オージェ「…なんですか!この敵!
全部銀武器持ちじゃないですか!!」

アンナ「まー、前日編抜けたアンタならそこそこ余裕でしょ。頑張ってねー」

オージェ「センセー!配置ミスってドーガさんが攻撃受けました!
んで持って追撃されてミジンコのごとく粉砕されたであります!」

アンナ「あらー、レベルが1しか違わなくて
しかもアーマーナイトなのに、
守備がソシアルのルークと一緒なのねー。
生きてる価値あるのかしらー。」

オージェ「エレミヤ様みたいな事言いますね…」

アンナ「ネタバレは駄目よー」

オージェ「ハイ!とりあえず、
やってきた蛮族一体は僕の反撃で処理するであります!
ドリャー!僕のステータスを持ってすれば、
追撃して蛮族なんて二発で終わりじゃー!」

アンナ「本当、ステータスおかしいわよねこの子」

オージェ「まあ、最初にやってくる蛮族の数自体はそんなに多くないので、
上手く部隊を活用して適当にしのぐであります!
おっと、洞窟から盗賊が出てきました」

アンナ「盗賊なんてぱぱっと片付けちゃいなさいー」

オージェ「ぎゃあああ!!セ、センセー!!
こ、この盗賊め、
サンダーソードを持ってるであります!!」

アンナ「あらあらー、顔真っ青ねー」

オージェ「ぼ、僕サ、サンダーソードは
前日編8でトラウマになってるんです!」

アンナ「確かにあのサンダーソード盗賊の鬼畜さは相当だったからねー」

オージェ「ですが、今回は一体しかいません。
マルス様で攻撃して、ロディでとどめをさせば済む話であります!」

アンナ「おー、順調ねー」

オージェ「ロディ君がレベルアップ!ナント守備と魔防がアップ!」

アンナ「固いのはルークだけで十分よー。
それよりもっと速さ伸ばしなさーい」

オージェ「了解!とりあえず次回から
ロディ君には毎朝ランニングの命令を出しときます!」

アンナ「速さがそれで上がるのかは疑問だけどねー」



オージェ「とりあえず、右上のハンターと蛮族もちょちょいと倒して、
軽快にセーブポイントまで進軍!余裕ですね!」

アンナ「良いじゃなーい」

オージェ「センセー!マルス様が少女を連れてきたであります!」

マルス「やあ、この子がどーしてもついてくるって聞かなくてね。
あーあ、イケメンってのも罪なもんだよなあ(キラッ)」

オージェ「マルス様!
殴りたくなってきました!

マリーシア「駄目!マルス様は、あたしの王子様なんだから!!」

マルス「王子に向かって殴るとか良い度胸してるじゃないか(キラッ)」

オージェ「冗談ですって」

マルス「まあ良いんだけどねー(キラッ)」

アンナ「王子も王子で寛容なのねー」

オージェ「寛容なとこだけがせめてもの救いですよ…」


―――

オージェ「とりあえずマリさんには、
リフさんからかっぱらってきたライブを渡して、
さっきまでの戦いで傷ついた部隊を回復してもらいます。
そして…ここから、どうするか。」

アンナ「どーすんの?」

オージェ「とりあえず、基本です。
攻撃範囲ギリギリに入っておびきよせます」

アンナ「来ないじゃない」

オージェ「…な、何だと…?まさか!!
こいつらも、前日編8の盗賊のように、
二人いっぺんに攻撃出来るようになったら行動するタイプ
か!!」

アンナ「でしょうねー」

オージェ「なんたる事…だが、鉄の剣を装備した僕を置いておけば!
くの!蛮族め!とりゃー!!」

アンナ「なんと、鉄の剣の攻撃でも追撃で、ダメージは16×2で倒せるという。
蛮族タジタジねー。でもね、奥にもう一人蛮族いるわよ。やっつけ負け乙」

オージェ「え?ちょっ数多ゲボァ





マルス「オージェwww
目を開けてくれwwww
オージェwww


オージェ「『…』を『w』にするのやめていただけませんか…
死ぬほどウザいです…」

マルス「死ぬ前だけに死ぬほどウザいってかwww

オージェ「くそ…王子だけは…殺してから死にたかった…ゲボォ


アンナ「GAME OVER




―――

オージェ「僕じゃ駄目です。ルーク君を置いておけば良いです!
はがねの剣で反撃ダメージも倒さない程度にそれなりに与えられるし、
守備高いからぎんの斧+手斧なら耐えられます!」

アンナ「おお、なるほど」

オージェ「次に、ハンターとかいますが、
とりあえず全員力の限りの攻撃を尽くします!」

アンナ「またアバウト説明」

オージェ「これはいけるんじゃないか!?」

アンナ「敵ターンねー」

オージェ「ぎゃあああああ!!センセー!セシルタンが死にました!
どうやら銀の斧相手だとHP満タンでも一撃でやられちゃうようです!」

アンナ「あらー、セシルちゃんもやっぱり女の子なのねー。紙装甲」

オージェ「せっかくいけると思ったのに…リセット」


―――

オージェ「センセー!」

アンナ「なーに?」

オージェ「無理であります!幾度と無くリセットを繰り返しましたが、
この戦法ではいけないと判断しました!」

アンナ「あらあら、諦めが早いのねー」

オージェ「さすがに何度も何度もセーブポイントからやり直して
その度にどう攻撃するか考えて、で結局は死ぬのは辛いであります!」

アンナ「あらそうー。で、どーすんの?」

オージェ「どーもこーも…
もっかい同じ戦法でいくしか」

アンナ「一個の戦法に捕らわれてちゃダメよー。
今までも、色々と戦法を変えてみて、それでクリアしてきたじゃない」

オージェ「はあ…」

アンナ「よく見なさい。マップ全体を。」

オージェ「マップ全体…?あ…ああっ!!
せ、先生!!新たな突破口を見つけたであります!!」

アンナ「おっ」

オージェ「左下の山道!!ここ、実は通り抜けられるようになってるであります!!」

アンナ「大正解―、ぱちぱちぱち」

オージェ「なるほどっ…!ここを使えば、奇襲が出来るかもであります!」

アンナ「アンタにしては頑張って考えたわねー。
ま、先生がヒント与えたからだけどー。
やっぱりまだ先生は必要ねー。
で、誰が山道渡るの?」

オージェ「僕とマルス様であります。この二人くらいしか歩兵はいないし、
向こう行った時に二人の方が何かと役立つであります」

アンナ「そうー、それじゃ、行ってらっしゃーい」

オージェ「サーイエッサー!マルス様といっちょ登山してくるであります!!」


―――――
山のふもと



マルス「皆様こんにちはー。
ここから先は、観光地になるので
入場料をお支払いくださーい


オージェ「何やってんだこの王子―――!!

マルス「おや、オージェ。ここから先は、
『ろれんす山道』って呼ばれてる
グルニアでも有名な登山コースなんだよ」

オージェ「この山道って有名だったの!?

マルス「オージェも、ここから先に行くには、入場料をお支払い下さい」

オージェ「軍資金をんな事に使いたくありませんよ!!」



マルス「とまあ、それは冗談として、
ろれんす山道、登って行こうか」

オージェ「ろれんす将軍の名前は死んだ後も
この山道の名前となって残るんですね…
何か嫌な残り方だなあ」

マルス「右側をご覧下さーい。ここが、ろれんす洞窟でーす。」

オージェ「この洞窟もろれんす名義なんですか…」

マルス「時たまサンダーソード持ちの盗賊が現れるのでご注意くださーい」

オージェ「賊が現れるような場所に観光地作んな!!!

マルス「しかし!今、このろれんす洞窟が、全国の盗賊達に大評判。
なんと、この洞窟からは金塊ががっぽがっぽ取れるんです!
ろれんす洞窟の金塊、アナタもお土産にいかがですか?」

オージェ「管理人はここに金塊があるのにこのプレイの際初めて気づきました。
にしても何か嫌なお土産だな…
お土産なら、もうちょっと食べ物とかないんですか」

マルス「登山といえばおにぎりだよねー」

オージェ「おにぎり店でもあるんですか…?」

マルス「あるんだけど、
それはこの山を越えた先の民家なんだ」

オージェ「遠いですねおにぎり店…」

マルス「とりあえず先に進もうか(キラッ)」

オージェ「はい…」





マルス「オージェ、真面目な話をするとだね…」

オージェ「はい?」

マルス「ぼくは、ずっと年の近い友達が欲しかったんだ」

オージェ「はあ、そうですか」

マルス「でも、今まで友達はあまりいなくて…」

オージェ「そら、
この性格じゃあ友達もなくしますわ

マルス「だから、オージェが近衛騎士としていてくれて…
で、何気ない自分の言動にいちいち突っ込んでくれるのは…
とても、感謝しているんだ」

オージェ「何か変な方面で感謝されとる…」

マルス「君は僕を殴りたいとかさっき言ったけど、
そういう風なふざけた会話が出来る友達が、何よりも欲しかったんだ。
だから、オージェには感謝している」

オージェ「はあ…
僕はかなり頭にキてんですけど…

マルス「…だが、オージェ」

オージェ「はい?」

マルス「言っておくけど、僕は殴られて喜ぶようなドMじゃないぞ(キラッ)」

オージェ「そりゃそうでしょ…そうだったら気持ち悪さ倍増ですよ」

マルス「いや、僕があまりにイケメンなものだから、
君が僕に惚れてないかなーってちょっと心配してるんだ、はっはっは(キラッ)」

オージェ「マジで一回殴っていいですか?

マルス「まあまあ、こんなところでHP減らしても何の得にもならないだろう(キラッ)」

オージェ「この王子ほんと誰かどうにかしろ…」


―――

オージェ「そんなわけで…
山越えて敵の後ろ側まで回り込んだわけですけど…」

マルス「ううむ、攻撃してこないね」

オージェ「やっぱり、二体同時に攻撃できる状態になるまで待つんでしょうね」

マルス「それじゃ、今山の向こう側にいるルークを動かしたらどうだい?
そしてさっきと同じように攻撃を受けさせる。
そしたらそれに誘発されて、こっちにいる蛮族たちはこっちに来る。
これで、相手の戦力を完全に分散させる事が可能なわけだ(キラッ)」

オージェ「王子にしてはまともな戦略!そうしましょう!」

マルス「おや、頑張ってるねールーク君。必殺出したよ、あはははは」

オージェ「バカヤロオオオオオウ!!!
必殺出したらやっつけ負けするだろうがあああああ!!!





ルーク「ううっ いてえよ… まいるぜ まったく!」

オージェ「まいっちゃうのはこっちですよ…こんなときだけ3%の必殺出すなよ…」

アンナ「ほんと、無駄必殺には長けてるのねーこの軍。
とりあえずやり直し」

オージェ「またろれんす山道登山するんですか…?もう嫌です…」

アンナ「そっちの心配してんのねー」


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