新・紋章の謎 ルナティックプレイ記

□前日編
2ページ/19ページ



前日編1 出会い



オージェ「今作では難易度高くても前日編があるんですねー」

アンナ「それだけ前日編が重要な役割を成してるのよ」


ドンッ


オージェ「ぎゃっ!いきなり誰かにぶつかられた!誰だ!ぶつかる奴は!
将来の英雄となる、
マイユニットオージェを暗殺しようとする者の手先ダナー!


アンナ「軽いノリで言ってるけど

実は的を得てる
のがちょっと怖いわね」



カタリナ「ご…ごめんなさい」

オージェ「!!?センセー!!誰ですかこの可愛い女の子は!」

カタリナ「あっ、私…カタリナといいます」

オージェ「カタリナ!
カタリナさんというのですね!
僕はオスティアの傭兵になるべく来た
オージェといいます!」

アンナ「ホントにオージェになりきっちゃ駄目でしょー。
ここはエレブじゃないわよー」

オージェ「グラフィックからして魔道士かな?カタリナさんは!
さっきは脅すような台詞を言ってしまってごめんね!
さあ、僕と一緒に目の前にある大人の階段を!」

アンナ「自重しなさいー。」



カタリナ「ジェイガン様から話があるようです!一緒に行きましょう!」

オージェ「一緒に行きましょう、とか、完全にフラグでしょうこれ」

アンナ「何でもかんでもフラグと受けとらないの」




―――




ジェイガン「マルス様に仕えるには、相応の実力が必要となる!」

カタリナ「うわー…周りに一杯人がいますねー」

オージェ「僕は右下のソルジャーとシスターが気になります!
ソルジャーとシスターって、コイツら確実に試験落ちますよね!」

アンナ「確かにこの人たち誰だか気になるわねー。
ソルジャーでも、エフラム兄上なら強いけどね」

オージェ「それに、このソルジャーとシスター、
さっき僕がカタリナさんとぶつかったとこでも近くにいました!
いい関係なんですかね!エフラム兄上がまさかナターシャと結ばれるとか!」

アンナ「変なとこだけ見て変に話を進めないのー。」





ジェイガン「…という事だ!訓練を始める!」

オージェ「なんか知らんうちに訓練始まっちゃった」

ジェイガン「二人一組になれ!相手はアリティア正騎兵だ!」

カタリナ「あっ、どうしましょう…あの、私と組んでくれませんか?」

オージェ「いいとも!
指でも腕でも、足を組んでもいいんだよ!
生足万歳!


アンナ「だから自重しなさいー。」

カタリナ「私、戦いは苦手で。
軍師として来たんですけど、戦う力はないんです。」

アンナ「カタリナちゃんもカタリナちゃんでスルースキル高いわねー」

オージェ「戦う力はない?えっ、でも魔道士だよね?グラフィック」

アンナ「アンタ変なとこで鋭いわねー」


カタリナ「あ、い、いえ、これは…
飾り、飾りなんです。
オージェに戦ってもらわないと、私は…」

オージェ「いいともいいとも!変な疑いかけてすまなかった!
僕に任せて!戦闘なんて一瞬で終わらせてあげるよ!乱れ雪月花!」

アンナ「意味が分からないわよー。」


―――


オージェ「で、
やっとこ戦闘が始まりました」

アンナ「あんたの下らない茶番に付き合ってたから遅くなったのよー」

オージェ「で、何?あのソルジャー、兄上のくせに強くないですか?」

アンナ「いちいちエフラムネタを使わないの。ていうか兄上も強いから。
そうねー、確かに、技2桁あるしねー」

オージェ「何でソルジャーのくせに命中100%で必殺2%もあるんですか!」

アンナ「これがルナティックよー」

オージェ「とりあえずFEの基本。おびき寄せて倒す」

アンナ「いかに能力が高くともソルジャーだからねー、追撃できるし楽勝ねー」

オージェ「あとはJ−GUNだけであります!
前作のH5で意味不明なくらい弱かったジェイガンくらい
僕の敵ではないであります!」

アンナ「頑張ってねー。」




ジェイガン「ほう、おぬしがオージェか」

オージェ「ジェイガンにしちゃ妙にステータス高いけど気にせずいくぞ!」

カタリナ「オージェさん頑張ってー!」

ジェイガン「ん、死んだバアさんがわしを呼んでる」

オージェ「今のカタリナさんだよ!
バアさんには程遠いよ!!
アンタそんな幻覚みてよくまだ騎士やってられるな!
早よ引退しろ!!

ジェイガン「ああ、いやいや、ちょっと今日は腰痛だもんで」

オージェ「腰痛と幻覚は関係ねーだろ!!」

ジェイガン「まあ、かかってこい」

オージェ「まあ、じゃないよまあ、じゃ!
でも、この様子なら楽勝だな!
やっぱり所詮はジェイガン!
カタリナさんに良いとこみせるんだ!
喰らえー!…」




ファァン!!



じしぃぃぃぃっ





オージェ「ゲボァッ

アンナ「あらあら」

オージェ「センセー!
必殺受けて死にました!
これ運ゲーじゃないですか!
なんでJ−GUNに必殺がついてるんですか!」

アンナ「まあ、今はまだ良い方だと思うけどねー」

オージェ「それに効果音!
なんかおかしくないですか!」

アンナ「相手光るし、
じしぃぃぃぃって聞こえない?今作の必殺音」

オージェ「聞こえるっちゃ…良く聞けばそう聞こえるような…」


――――



アンナ「…という事でやりなおしよー」

オージェ「じょ…序章から必殺喰らうとは思ってなかった…」

アンナ「まあ、あれは運が悪かったのね。普通は倒せるから」



オージェ「ジェイガン!さっきはよくもやってくれたな!ドリャー!ジェイガン撃破!」

アンナ「レベルアップねー。
これでさっき言ってた守備上がらなかったら笑い物だけど」



オージェ「…守備と、速さだけあがりました。」

アンナ「珍しいわねー、他は何も上がらず、これだけ上がるなんて。
でもまあ、速さと守備が一番欲しいステータスだから、とりあえずはOKねー」




ジェイガン「なかなかだな!」

カタリナ「やりましたね!オージェ!」

オージェ「くっく、僕にかかればこんな老兵…」

ジェイガン「それでは、お前達を今日から見習いと認める!
これから、マルス様の騎士として相応しい力をつけるのだ!」

オージェ「はーい」

カタリナ「オージェのおかげです。ありがとうございます」

オージェ「いやあ、それほどでも」

アンナ「アンタマイユニットの癖に本家と違って下心丸見えね…」




本章のリセット 1回
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ