新・紋章の謎 ルナティックプレイ記

□6章 悪の巣
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オージェ「うー トイレトイレ
今トイレを求めて全力疾走している僕は
ごく一般的な傭兵の男の子
強いて違うところをあげるとすれば
近衛騎士ってとこかナ
名前は道下オージェ

そんなわけで 今日は軍にある
トイレの前へやってきたのだ」




シリウス「…」

オージェ「ふと近くを見ると 仮面をつけた男が座っていた。
あなたは確か、シリウスどの」

シリウス「いかにも。私がシリウスだ」

オージェ「…」

シリウス「しかし、ぶしつけだな。
その殺気は、私に向いているのか」

オージェ「そうだよ!
アンタ見てたら4章の惨事思い出したんだ!
オグマさん一家が海賊にやられそうな時、
アンタ林ン中で立ちションしてただろ!!」

シリウス「すまぬ…

オージェ「すまぬじゃねーっ!!
最初から攻撃する気ないなら味方になってくれよ!!
おかげで貴重なレスキューの耐久1減ったよ!!」

シリウス「失礼、
あのときは助けたかったのだが、
少々尿意を催していたのでな」

オージェ「黙れ!!
誰が12ターンもかかる立ちションするか!!」

シリウス「…どうやら、話し合いでは解決できないようだな」

オージェ「くっそ、なんか腹立ってきた!!
ここらで一発喝を入れてやる!
シリウスめ、覚悟!!」


シリウス「…」

オージェ「!?う、後ろに回りこまれた!?は、速すぎる…!
この速さ20の僕を出し抜くなんて!!」

シリウス「それじゃあ とことん喜ばせてやるからな」

オージェ「!?」






ア ッ ― ― ― ― ! ! ! ! 






シリウス「峰打ちだ、すぐに冷やしておけ」

オージェ「…」



―――


6章 悪の巣


―――


アンナ「こんにちはー、アンナ先生でーす」

オージェ「どうも、
なんか凄く嫌な夢を見たオージェです」

アンナ「あらー、どんな夢みたのかしらー。
センセー知りたいわぁー」

オージェ「言いたくないです…」


―――

ジェイガン「オージェよ。
これから悪の巣へとわしらは進む」

オージェ「はい」

ジェイガン「しかしラングは、守備の固いジェネラル。
その点でいえばオージェ、お前の力は…
お前ほどの力があれば、ラングを倒せるかもしれん。
頼んだぞ、わしに代わってあの無礼者に礼をしてやれ」

オージェ「はい!」

アンナ「よかったわねーオージェ。
エレブ大陸では技高いだけの雑魚だったのにねー」

オージェ「雑魚じゃないです!
ディークさんが育ってるから育てるのが憚られるだけです!
何度も言うようですが、ちゃんと育てれば強いんですよ僕は!」

アンナ「そーなのかー」

オージェ「真面目に聞いてないでしょ…」

アンナ「とりあえず、今日もみんなの様子を見ましょうかー」




マジ『どうにもオージェの事が気になる。
大したもんだぜ、アイツは。』

オージェ「お、マジさんと仲良くなった。
でも、今回マジさん使うつもりないんです。ごめんなさい」



ドーガ『ん?なんだこれは?』

オージェ「お、アイテムゲット!」

アンナ「てけてけてけてーん。たけみつゲットー」

オージェ「必殺だけ無駄に高いアイテムですね…」




マリーシア『何これ?
もしかして、私へのプレゼント?』

アンナ「お、アイテムゲットね」

オージェ「今度は何だろう」

アンナ「なんと、オグマの剣ゲットー」

オージェ「お…オグマの剣?
どんな性能が…ゲゲ!!

アンナ「はがねの剣を越える高威力に必殺20ときたわねー」

オージェ「ちょ、ちょ、
SUGEEEE!!!
これ凄い!!マジ凄い!!
みんなの様子ってこんなアイテムが出る事もあるのか!!」

アンナ「今まで出たことある良いアイテムといったら、
カタリナの書とローローの斧くらいだったからねー。
一周目でカタリナの書が連続で二冊手に入ったときはびびったけど」

オージェ「とりあえずオグマの剣はルーク君に持たせてダメージソースにします!」




ライアン『今日は調子が良いぞ。…まだ不安だけど…』

オージェ「あー、力と守備アップ。残念、ライアン君は今二軍なんだよなあ」

アンナ「速さがないってのは、育てるのに致命的だからねー。
二軍のままサヨウナラ」



アンナ「あら、モニターの中にオージェが出てきたわよ」

オージェ「え?」





モニター内のオージェ『うー トイレトイレ
今トイレを求めて全力疾走している僕は
ごく一般的な傭兵の男の子
強いて違うところをあげるとすれば
近衛騎士ってとこかナ
名前は道下オージェ




オージェ「…これは…

アンナ「何かしら?なんか凄く聞いた事あるような口調」

モニター内のオージェ『そんなわけで 今日は軍にある
トイレの前へやってきたのだ』

アンナ「これって…」



シリウス『それじゃあ とことん喜ばせてやるからな』

オージェ『 ア ッ ― ― ― ― ― ― ! ! ! ! 』






テケテケテケテーン♪

守備魔防の調子が上がった



オージェ「いやああああああ!!!!!!

アンナ「どしたのオージェー、
ステータス上がったじゃない。
しかも、珍しく意味のあるステータスが

オージェ「史上最悪のステータスアップ法ですよこれ!!!」

アンナ「うーん、
みんなの様子にはこんなストーリーもあるのねー」

オージェ「ねーよ!!!
こんなストーリー挿入したらinis潰れるわ!!」

アンナ「でもよかったじゃなーい。尻ウスさんと仲良くなれて。
これで来年の夏コミには、オージェと尻ウスの同人誌がたくさん」

オージェ「オージェ×シリウスとか
誰が得するんですかその同人誌―!!!

しかもシリウスさんの名前おかしい!!」

アンナ「そうねー、需要ないわねー」

オージェ「あってたまりますか!!」

アンナ「ジェイクとベックだったらアリなんだけどねー」

オージェ「誰も先生の好み聞いてません!」

アンナ「ま、守備上がったんだからそれで今章は戦い抜いてきなさい」

オージェ「うう…わかりました…」



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