新・紋章の謎 ルナティックプレイ記

□3章 連れ去られた王女
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ラング「おお、マルス殿。よくやってくれた。
だが今度は、ユベロ王子とユミナ王女が連れ去られてな。
奴らを取り返してほしいのだ。」

マルス「はい。ですが」


サジ「そんなぁ。
ぜひともこちらで預からせてくれませんか


オージェ「サジさんどうした!?
サジさん、もしやロリコンか!!」

サジ「ロリコンとは失礼な
ぼくはただ 子供好きなだけだよ


オージェ「ロリ兼ショタコンか…
しかも一人称がぼくって…」

マルス「サジの言う通りだ。
ユミナ王女はこちらで預からせていただきたい」

セシル「ユベロ王子は是非こちらで!

オージェ「アンタ今章出撃してないだろ…
どっから出てきた…」

ラング「駄目だ。奴らはわしが処刑する。
マルス殿、お前達はわしにはむかえる立場ではあるまい。
精々頑張って命令通りに働く事だな」

オージェ「何だと!
マルス様を侮辱するのは良いが、
この軍隊全体をこき使うのはいい加減にしろ!!

アンナ「あくまでマルス様は別に良いのねー」

ラング「何だと!アリティアの雑兵が、
立場をわきまえよ!!」

オージェ「あ、雑兵は認めます。
グルニアの雑兵訓練されすぎです、
絶対正騎士以上だろあれ」

マルス「こらこらぁ、オージェ。
変な事言っては駄目じゃないか(キラッ)

すみません、我が国の騎士の無礼は詫びます。
ほら、オージェも謝って」

オージェ「こいつは…
どこまで僕を腹立たせたら気が済む
んだ…」

ラング「マルス殿、あなたの言動もとても王子とは思えんな。
マルス殿といい雑兵といい、
全く無礼甚だしい国だ」




カチュア「…んだとオラァ!!
このハゲ!!
黙って聞いてりゃ良い気になりやがってよぉ!!


オージェ「カチュアさんがキレたーーー!!?

ラング「は、ハゲだと!?」

カチュア「そうだよ!
アンタの言動の方が、5000倍無礼だよこのハゲ!!」

オージェ「いや…そこまではいかないんじゃ…
ていうかむしろ、
単純な言動の無礼さならマルス様の方が上なんじゃ…」

カチュア「マルス様が無礼だとぉ…!!?
寝言は寝て言え!このクソオヤジがぁ!!!」

オージェ(ああ、この人はもう何言っても聞かんな

ラング「なんだと!!言っとくが、
わしはもう区切りつけてるから、
ハゲって言われてもそんなに堪えん
ぞ!!」

オージェ「そうなんだ…」

マルス「ラング…いや、ハゲ。(キラッ)
僕はもう、貴様の言う事には従わない。
あ、今のキラッは、
ラングのハゲが光ったんじゃなくて僕のスマイルだよ(キラッ)


オージェ「誰もそんな事聞いてませんよ…」

ラング「何だと!マルス!
今の言葉は明らかに反乱だ!
ユベロ王女とユミナ王女をさらったのは
オグマだ!貴様が命じたのだろう!!」

マルス「ぼくは、知らない。
だが、できればそうしたかった」

サジ「くっそぉ、マルス様。
命じてくれればいつでも俺が一働きしたのに!」

オージェ「アンタに任せるのは色々と不安だよ…」

ラング「この事実を上に申し上げて、お前らを反乱軍とみなす!
それでもいいのか!」

マルス「かまわない。だが、
僕もこれからターバンに会って、
あなたの罪を明らかにする」

ラング「なんだと…っ、こしゃくな…!」

ジェイガン「マルス様!」

マルス「すまない、ジェイガン。
だが、僕はもう我慢が出来ないんだ」

ジェイガン「分かっております。
今までよくご辛抱なされました。
ラングよ、このジェイガンとて、
もはや我慢の限界。
ラング、剣を取れ!
わしが決着をつけてや…アウチッ」グキッ

オージェ「爺さーーーん!!!
無理すんなあああーーーー!!!


ラング「くっ、くそ!
きょ、今日のところは引き上げてやる!!」

カチュア「待て!!このジジイが!!
一発テメーのつるつるした脳天を
手槍で貫いてやる!!」

オージェ「待つんだ!
今のカチュアさんじゃ奴には…」

マルス「カチュア、今は堪えてくれ(キラッ)」

カチュア「はっ…
マルス様の命ならば、いつでも従います…」

オージェ「マルス様のスマイル一つで落ち着くんだなこの人…

ラング「む、貴様!
よく見れば、貴様はマケドニアの白騎士カチュアだな。
マケドニアも堕ちたものだ!
私に向かってハゲなどと言うなんてなぁ!!
マケドニアの白騎士が、聞いて笑わせるわ!!」




パオラ「…そこまでにしていただけますか?私の妹を侮辱するのは」

ラング「な、なんだ貴様…!」

パオラ「…次に、私の可愛い妹に何か言ったら…


消しますよ?貴方を


ラング「ひっ、ひぃぃ!!
くそっ!覚えておけ!!
今日の所はこれくらいにしておいてやる!!」



マルス「しかし驚いたな…
ジェイガンがあそこまで言うなんて」

ジェイガン「年寄りの冷や水とでも?
このジェイガン、若い者にはまだまだ…
アウチッ」グキョ

オージェ「爺さん病院行け病院!!
話はそれからしてください!!


ジェイガン「しかし、
ぎっくり腰の私がラングと争うとは
いささか軽率
でした…イテテテ…」

オージェ「軽率すぎるよアンタ…

マルス「…しかし、ハゲの話だと
オグマはマケドニアに来てるらしいな。
ウェンデル様の村を訪ねるつもりだろう」

オージェ「ウェンデル様…」

マルス「うん、生足賢者だ」

オージェ「生足賢者って封印のオーツを思い出しますね…」

マルス「だから、僕らもそっちに行ってみよう」

オージェ「なるほど、そうしますかー」



―――――

ラング「…ふ、ふぅ…
なんとか逃げてきたな…
あ、危なかった…あの女…
多分カチュアの姉、パオラか…
怖すぎるだろあの眼…
わしちびりそうだったぞ…

…ん?何か声が聞こえるな…?誰だ…?」




クライネ「ふふ、今回の任務は…例のアイツよ。
名前忘れたけど…ハゲのアイツ。
追いなさい。じっくりいたぶって…
必ず、殺してやるのよ…
暗殺部隊の名にかけて…いいわね」




ラング(は、ハゲって、わしの事か…!?
ま、まさか…
マルスがわしを殺す為に暗殺部隊を…!?

そ、そういえば、あのパオラが消しますよ、とか言ってたな…
じっくりいたぶって…って…!!!)

ラング「ひいいいい!!
お助けをおおお!!!






クライネ「!?何かしら、今の声…」

雑魚「クライネ様、マルスの仲間リフは、
あちらに向かって逃げました」

クライネ「そう…何だったのかしら、今の声。
まあいいわ、他の事に気を取られている暇はないわね。
奴、リフを追いなさい、
追って…必ず仕留めるのよ!」

雑魚「はっ!」




―――――


ジェイガン「マルス様!
前に城を襲った、あの暗殺部隊と思われる部隊が
北の山に向かっているそうです!
それで目撃情報によると、
あのリフ殿も追われてるとか。」

マルス「ふーん、傷薬ならどうでもいいや

オージェ「ええ!?助けないんですか!?

マルス「まあ傷薬なんていくらでもこっちにあるしねー

オージェ「ホント酷いなこの人…」

ジェイガン「何でも敵の指揮官は、
クライネという女性だとか」

マルス「何!新キャラか!
よし!全軍北の山に向かうぞ!!
クライネを助けるんだ!!」

オージェ「マルス様!混じってますよ!!
敵助けてどうするんですかー!!

マルス「間違えた、全軍、
傷薬とライブを手に入れる為に急げー!!」

オージェ「目的それですか…っていうか
傷薬とライブの為に外伝って割に合わない気が…」




今章のリセット 22回くらい

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