新・紋章の謎 ルナティックプレイ記

□3章 連れ去られた王女
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―――

カタリナ「…くすん…」

―――

クライネ「アイネは暗室に閉じ込めておきました」

エレミヤ「そう。よくやったわ。
クライネ、あなたは次の任務に急ぎなさい」

クライネ「はい。
エレミヤ様の為ならなんなりと」

エレミヤ「マルスの仲間を殺すのよ。いいわね?」

クライネ「はい。お任せ下さい」

エレミヤ「クライネは本当にいい子ね。
じゃ、いってらっしゃい」

クライネ「はーい、行ってきまーす」



エレミヤ「…さて、いつものようにアイネの部屋の映像を…


…泣いてる…!
さっきのお説教が効いたのかしら。
ああっ…苦しくて、泣き出すアイネ…
はぁんっ、ゾクゾクする…!
ああっ!そうよ!
私のアイネ!もっと、泣いて!


可愛い…
泣いてるアイネすっごく可愛い…これは写真集出せる…!
そして写真集買った私が萌え死ぬ…!!!


ローロー「自分で出して自分で買ってどーする。
落ち着いて下さい」

エレミヤ「あっ…!
ろ、ローロー!帰ってきてたの?
こらっ!帰ってきたらただいま、でしょ!」

ローロー「ウキキ、ただいまー」

エレミヤ「ちゃんとうがいはした?手洗いは?」

ローロー「ウキキ、したよもー。うるさいなー。
普段仮面つけてるとうがいするのに苦労するんだよー。」

エレミヤ「まぁいいわ、次はあの部屋のスピーカーに私の言葉を送り込んで…
そしたらもっと泣くかしら…うぅ、想像しただけで身震いしてきたぁ…ぞくぞくっ」


ローロー「…アイネは、
どこまでも恵まれない愛され方される奴
だなー…」

エレミヤ「ぐはっ、ちょっ、
何、この子供みたいな泣き方!!
あぁっ、やばっ、は、鼻血が…

ローロー「…第七小隊にいた時も、
オージェとかいう変態に迫られてたしなー…
気の毒に…」


―――


3章 マケドニアの反乱



―――


アンナ「それじゃ、
みんなの様子でも見ましょうかー」

オージェ「あ、そうそう。
どうやって見るんですか?」

アンナ「このテレビ的な物体を使うのよー」

オージェ「これは…?」

アンナ「名づけて『みんなの様子モニター』」

オージェ「もうちょいマシな名前なかったのか…」

アンナ「スイッチを入れると、
みんなの様子をかいつまんで見せてくれるのよー」

オージェ「何というご都合主義アイテム…」

アンナ「さーて、
それではみんなの様子モニタースタートー」


―――

マルス『?これはなんだろう?』

オージェ「あ、マルス様だ」

アンナ「何か拾ったみたいよー」

オージェ「…おもちゃの弓を手に入れた、ですって」

アンナ「残念ー」



ロディ『何故かオージェの事が気になる。なぜかはわからないが…』

オージェ「なんか嫌だなこいつ!アヤシイ発言すんな!」

アンナ「ロディ君はまだマシな方よー。
男マイユニと仲良くなるのってこんな発言ばっかだからね」

オージェ「はぁ…」


―――

アンナ「というわけで今章もはじまりよー。」

オージェ「ミネルバ様を捕らえて反乱起こしたリュッケ将軍がボスであります!」

アンナ「シューターがクインクレイン装備してるわねー。
ソシアルおびき寄せるのは無理そう」

オージェ「それにしても、今章の絵を見たんですが、
リュッケ将軍は大変紳士的だと思います!」

アンナ「なんで?」

オージェ「鎧つけたまま縛るなんて紳士すぎます!
鎧くらい脱がせても
いいんじゃないでしょうか!


アンナ「リュッケはあんたと違っていっぱしの騎士なのよー」

オージェ「僕だってマルス様の近衛騎士であります!」

アンナ「強さ以外誇れる要素何もないけどねー。」



オージェ「さて、進軍開始!
開始からマップ真ん中にひしめくドラゴンナイト。
まずはこいつらを処理するであります!」

アンナ「しかし、動かない」

オージェ「くそっ…!また二発攻撃できないと動かないタイプか!
こっちは二発当たれば死んじゃうもやしっ子ばかりだってのに、
足元見やがって…」

アンナ「ほんとルナティックは
こういうイジワルなシーンが多いわよねー」

オージェ「そして例のごとく、
二発攻撃出来る範囲に入ったら
一気に敵が来たであります!」

アンナ「今回は真ん中のマスタープルフ辺りのドラゴンも動く仕様みたいねー。
AIが無駄に練りこまれてるわー」

オージェ「くっ、だが、ぎんの斧くらい避けてゲボファ



マルス「オージェwww
目を開けてくれwww
オージェwww


オージェ「…どうしろと…」


アンナ「GAME OVER


―――

オージェ「…というわけで、
まずはドラゴンナイトを無視して
全軍左へ進軍であります!」

アンナ「賢明な判断だと思うわー。」

オージェ「途中の村で、
遅すぎて役に立たないサジさん加入」

アンナ「追撃喰らってはいおしまい、だもんねー」

オージェ「あと跳ね橋のカギを手に入れたであります!」

アンナ「この章以外絶対に使われる事のない可哀想なカギ。
しかもこの章ですら使われず、ずっと輸送隊にあるわねー。
跳ね橋開けたら全軍突撃してくる、
くらいのAIがあったら使えたかもしれないのに、
ソシアル跳ね橋降ろされても冷静に待機してるからねー。
ルナティックでこちらから近づくなんてもってのほかだし、カギちゃんさようならー」

オージェ「ああカギ無念…」

アンナ「そーいえば、このマップって敵ターンに妙にラグが発生するわねー。
敵ターンになっても敵ターンBGMが鳴らなかったり。何なのかしらねー」

オージェ「さあ…そんな事聞かれても…」

アンナ「まあ、とりあえず進みましょうかー」


オージェ「ぎゃー!
右上のパオラさんが増援に木っ端微塵にされました!
この増援こんな強かったっけ!」

アンナ「ルナだから

オージェ「以後ずっと使える、ルナプレイ記の
大切なキーワードですねー!」

アンナ「ルナだから、って言っておけば
大抵のルナティックでの現象は片付く
わ」


―――

オージェ「とりあえずリセットします。
盗賊を倒した後、
パオラさんは左上の方に逃れます!」

アンナ「以後パオラさんは反時計回り、
マルス軍は時計回りに進軍して、
合流する作戦のようね。
でもそうは問屋がおろさない」

オージェ「ぎゃあああああ!!!!
センセー!真ん中のドラゴンが動いて攻撃してきました!!
なんでこういう時だけ二回攻撃できなくてもとりあえず動いてくるんですか!!」

アンナ「そろそろ理解したらー?
新紋章のAIがおバカって言ってるのは、
『攻撃相手の選別』にかけて、人一倍おバカなだけなのよー。
移動AIとかはそれなりに頭良いから
注意した方がいいわねー」

オージェ「うう…またサジさんの村まで全軍を進行させる作業がはじまるお…」

アンナ「この章、
何が一番難しいかっていったら、セーブポイントの場所よねー。
かたっぽは、中盤あたりにセーブするには大分無理しなくちゃ駄目だし、
もうかたっぽに関しては
完全にやる気ない場所におかれてるからねー」

オージェ「リュッケ前のシューターの右とか、
どう考えてもあとリュッケ倒すだけーな状況で
どや顔で『セーブしますか?』
とか言われても嬉しくねーわドアホ!!」

アンナ「このリュッケ前は
サジさんの村近くにあったらベストだったんだけどねー」

オージェ「毎回思いますが、新紋章のセーブポイントは意地悪だと思います。
片方はまだ使えるけど、もうかたっぽはボス前の保険的な位置づけだし」

アンナ「本当セーブポイントをニート化させる事が得意になったわねー、inis」



オージェ「とりあえず、ドラゴンナイトにしたアランさんを無理矢理酷使して
右上のセーブポイントまで行かせてセーブしたであります。」

アンナ「頑張ったわねーゲホゴホアランさん。
さっきレベルアップしたけど清々しい無音だったわー」

オージェ「まあ最初からアランさんは期待してないのでいいです。

…さて…ここからだ…
マップ左にいる本隊がドラゴンナイトをおびき寄せる…三体なら対応可能だ…。
さあ来い!ドラゴンナイト!


ってああああああああ!!?

アンナ「マップ右にいる三体も時間差でやってくるのねー」

オージェ「なんで連携してんだよ
こいつらあああ!!!


アンナ「しかもこいつら割と頭良い。海の上に待機して、
次ターンで奇襲をしかけようとしてるわー」

オージェ「くそっ!仕方ない。次一撃でも受けたら死ぬのが、
ヲレン君とリンダとマリーシアとサジさんだ。
こいつらを囲んで攻撃を受けないようにします!
しかしサジもうちょい頑張れよ…」

アンナ「追撃受けちゃあ仕方ないわよねー、サジさん」

オージェ「はい、予想はしておりましたが、
ルーク君集中攻撃されてお陀仏、サヨウナラー」

アンナ「あらあらー、ルーク君強かったのにねー。サヨナラしちゃうのかしら」

オージェ「しませんよ!やり直します!」

アンナ「セーブしといてよかったわねー」


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