新・紋章の謎 ルナティックプレイ記

□8章 ソウルフル・ブリッジ
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―――

オージェ「…」

アンナ「…」

オージェ「…」

アンナ「…」

オージェ「…先ほどから、
章開始→パラディン倒す→盗賊倒す→リンダLVUP→リセット
…を繰り返すこと20回
魔力速さアップ1回もなし

アンナ「どういう成長率してるのかしらねこの子―。
聖魔のルーテを見習って欲しいわー」

オージェ「魔力アップは3回くらいありましたが、
いずれも同時に速さはアップせず失敗」

アンナ「…これは、
ちょっとやめておいた方がいいんじゃなーい?」

オージェ「ですね。
リンダに期待してた自分がバカでした」

アンナ「まさかリンダ嫌いになる日が来るなんて
思ってもいなかった
わー」

オージェ「ミロア司祭が
もうちょっと魔力の高くなる教育をしてくれれば…」

アンナ「あら、そういやカレーのにおいが消えたわねー」

オージェ「どうでもいいですよそんな事…
とにかく、吟味は諦めてとりあえず進む事にします」

アンナ「あいあいさー」



―――

オージェ「…ロジャー仲間にしてセーブポイントまでは楽にいけるんですが、
問題が…下のボルガノン魔道士と、ソシアル達の攻撃を受け切れません!」

アンナ「こんな時のパオラ姐さんじゃなーい」

オージェ「パオラさんでも受けきれないんです!持ってせいぜい1ターン!」

アンナ「それは大変ねー」

オージェ「サッサと左上の城行ってクリアしようにも、
スナイパーの攻撃範囲が絶妙で耐えられる奴がほとんどいません!」

アンナ「ここのスナイパーの配置凄いわねー。
しかもルナだと、錬成して銀の弓と威力が同じロングボウだから
必ず銀の弓二回受けないといけない計算
ねー」

オージェ「銀の弓二回はまだしも、
必殺が11あるってのが理不尽すぎます!
幸運11行ってないユニットだと怖すぎて受けれません!」

アンナ「そうこうしてる間に」



ハーディン「マルスよ…」

オージェ「ギャアアアアア!!!
全軍進撃のターンに到達してしまったー!!!


アンナ「しかし、あんな遠くからどうやって喋ってるんでしょうねー。」

オージェ「ハーディン様はテレパシー能力もお持ちだったのか」

アンナ「封印のロイもゼフィールと遠くから対談してたし、
FEの主人公はテレパシーに事欠かないわよねー」



ハーディン「全軍出撃!!
マルス達を殺すのだ!!!」

オージェ「ひえええええええ
カストリア部隊が動いてきたあああああああ


アンナ「まず奴らが届く前に、
ボルガノン魔道士がパオラ殺害」

オージェ「やめてくれええええ

アンナ「ついでに右上のジェネラルも全軍進撃してきて、
そりゃもう部隊はボッコボコ」

オージェ「ナンデスカコレ!
確実に全員死ぬでしょ!」

アンナ「運が良かったら攻撃かわして生き残る可能性もあるわよー。
天文学的数字の確率で」

オージェ「どうしろっちゅーんですか!
運で決まるとか!ボコスカウォーズじゃないんですから!」

アンナ「ボコスカウォーズとか誰が知ってるのよー。」

オージェ「うわあああジェネラルがこっちに来てゲボォ




ハーディン「わあっはっはっはっは!!!
地獄でまずいカレーを食うがよい!!!


オージェ「地味に凄く嫌な事言いますね… …ぐふ」


GAME OVER



―――

オージェ「もうやだこの章…」

アンナ「セーブポイントからやり直してもできそうにないわねー」

オージェ「…」

アンナ「これは新たな作戦を考え直した方がいいんじゃないかしら」

オージェ「でしょうね」

―――

オージェ「というわけで、作戦考え直しました!」

アンナ「早いわねー」

オージェ「いえ、この段階で、
リアルで三日くらい考えました

アンナ「そんなにー?」

オージェ「時に、先生。僕のレベルを見て下さい」

アンナ「んー?うん、17レベルね」

オージェ「今までは守備がまだ伸びるから育ててきましたが、
もう技速さはカンストで育ちません。」

アンナ「うん」

オージェ「そこで…




クラスチェンジします!!!」

アンナ「おおー!しちゃうのね」

オージェ「守備は15。
あと2,3上がってくれたら最高だったのですが
今章をクリアするにはクラチェンを惜しんではいけないと思いまして」

アンナ「賢明な判断だと思うわー。」

オージェ「…やった!勇者!勇者ですよ!」

アンナ「まあ前のパオラ姉さんほど
無理させてはないからいいんじゃないかしら。」

オージェ「にしてもホントルナティックは戦略重視だ…
こちらのやりたい事をやらせてくれないから
無理してでもクラチェンしないといけない…」

アンナ「本当ねー」

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