記憶のカケラ

□禍罪の言葉
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皆を必ず脱出させるんだ。
それなのに…
何度も何度も時は巡る

もう傷つけたくないのに
誰も失いたくないのに

俺のせいで全てが狂っていく


「質問を変えましょう。イタリア君。」

皆が笑っている

「貴方の居たい場所はどこですか?」
こんな俺に、優しく微笑んでくれるの?
俺も…一緒にいいの?

「ほんとは…みんなと一緒に脱出したかった」


今までどれだけ時間を戻したか分からない

でも、確かに俺たちは存在していたから…


君と脱出したい

〜End〜
 

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