小説

□花が咲く恋
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タッタッタッッ
「わぁっ時間大丈夫かな…っ!?」

慌てて学校に向かう私は
(こういう所で男の人とぶつかって恋におちるんだろうなぁー…)
なんて思いながら走っていた

「あ…っ飛鳥ちゃんっ!!」

飛鳥ちゃんとは私の一番の友達っ+゚

私と違って背が高くてスタイル良くて頼りになって美人で、いつも傍にいてくれる
いわゆる親友なんだっ///


いつもの待ち合わせ時間より少し遅れていたけど
飛鳥ちゃんは待っててくれている

『おーいっ花遅いよーっ!!』
少し困りながらも、こんな私に大きく手を振ってくれる
飛鳥ちゃんが大好きだっ///


「きゃあっっ!!」
ドテーン…ッッ
「いっイッテテ…っ(泣」

『花っっ!!だ、大丈夫ッッ!?』
心配しながら走って来てくれている

何にもない所でつまずいて転ぶなんて…


突然目の前の視界が暗くなった…
「あれ・・・?」

スッ
『…ほら・・・』


透き通るように綺麗で耳に残るような優しい声…


差し出してくれたハンカチよりも
ただ、その目の前の男の人に
見とれてしまっていた・・・
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