小説
□君の好き 私の好き
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
貴方は私に"好き"と言う
嬉しい言葉のはずなのに 貴方から言われると悲しくなる
…何でかって?
私は貴方をずっと見てきた
ずっと貴方の側にいた
だから貴方の"好き"が
私の"好き"と違うことくらい考えなくても簡単に分かった
私は貴方を"love"として好き
貴方は"like"として…
貴方は優しい
でもその優しさは
時には罪となる
この意味が貴方には分かるかな…?
貴方のこと綺麗さっぱり忘れられたら
私は幸せだろう…
愛
私には言われることのない
「好き」