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□君が嫌い。でもそれ以上の愛を
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家に着いたのは18時を廻っていた
圭人は俺のベッドで寝ていた
この可愛い顔がムカつく
だからキスしてやった
そしたら圭人は珍しく起きた。
基本、目覚まし時計がなっても起きない
伊野ちゃんだぁとゴツい圭人は俺に抱きついた
『おそいよ』
「いいじゃん」
『せっかくの時間なのに…』
「酷いなぁ」
『俺はお前が嫌いなんだよ』
嫌い。
実に嫌いだ
でもそれを越えて愛してる
多分光と薮に言ったら「意味が分からない」と言うのは目に見えてる
さすがやぶひかだ(笑)
『嫌い…か。やっぱり俺』
「嫌いだよ、でもね」
『……?』
「それ以上に愛してる」
『^^伊野ちゃんがかっこいい』
「やっぱり嫌い、圭人」
『俺は大好き』
大好きって言ってキスをする
圭人のキスは本当に優しさが溢れてる
だから嫌い、でもそれ以上の愛を
『んぁっ…伊野ちゃん、』
「嫌いだよ、でもそれが俺の愛しかた」
『かっこいい(笑)』
「だって、攻めですからww」
『可愛いけどね(笑)』
「五月蝿いよ、んっ…ぁん」
『ふ…んぁ…』
舌と舌を絡ませる
そして唇をそっと舐める
それが圭人の理性を引き出せる
そしてそれがフィニッシュ。
『伊野ちゃん、好きだよ』
「うん。大嫌い」
『ふふ、可愛い』
それ以上の愛を
それが愛しかた
o○END○o
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