□いじめちゃえっ!
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◆ドS山田に注意!!













『けーと…?ねぇちゃんと見て』

「うう…」

『そらさない』

「…顔…ちかっ…いょお…」












当たり前だろうが。

だってキスするんだから、
これだから圭人は…










『山…ちゃん、』

「ねぇ、もう我慢出来ない」











ちゅっ―…












楽屋に響き渡るキス

見せつけるかのような舌混じりのキス
誰にも取られないように

圭人の頬は赤く染まりながらもしっかり応えている。
そんなに俺が好きなのか。















『あのー山田さん…?』

「っ…何、大ちゃん」

『ここは楽屋ね?』

「だから?」

『みんなの前でするのは―…』

「ねぇ、圭人」

『なっなに///』

「キス以上のことここでしたい?」















圭人の耳にそっと呟いた

隣にいる大ちゃんを無視して



圭人はずくに赤くなった、
それがとても愛くるしい
恥ずかしながらも、戸惑いながら「後で」と呟いた















『圭人は本当に可愛い…(笑)』

「山田の笑いこぇ〜」

『何言ってんの、光くん。怖くないから光くんじゃないもん』

「なっ!何を!」

『はいはい、光。伊野尾と撮影言ってこい』

「もう!薮まで…」














ムスっとしながら伊野ちゃあんと言うお茶目な光くん
あんなコトを言ってるけど薮くんが大好きなくせに。探りたいけど探りたくない

やぶひか愛を邪魔するとどうなるか…






光くんと伊野ちゃんの撮影が終わり、
俺と大ちゃんの撮影

ふと大ちゃんに言われた。













『なぁ〜山田』

「ん?」

『お前、圭人とどれくらいシてんの?』

「なんでまた急に(笑)てか言わなきゃいけないの?」

『そーじゃねぇけど。お前本当に圭人が好きだなぁってさ』

「悪いかよ。好きなものは好きなんだから」

『別に悪いとは…』
















圭人が好きなのは当たり前。

でも多分大ちゃんが聞きたかったのは圭人の身体目的でヤってないだろうなぁ。だと思う
それは過去に俺が裕翔にそうしてたから。
以前裕翔と付き合っていた

でもそれは途中で気付いた。俺は裕翔を愛してるんじゃない、裕翔の身体を愛してるんだって―…
裕翔に言ってアイツは泣き叫んだ。
今でも恨まれてるんだろう。裕翔は優しい奴だから顔にも表にも出さない奴だ。

上辺だけの付き合いなのかもしれない。




そうなる前に大ちゃんは心配したんだと思う
でも今回は本当に圭人が好きなんだ















『俺は圭人が好きさ、心配いらねーから』

「…山田」















純粋に圭人を愛してる。
心配なんて全くないんだって―…















『山ちゃあん帰ろうよ』

「龍太郎わりぃパス」

『え〜』

「龍太郎帰ろう」

『もう!裕翔くんと帰ってやる!』

「はいはい御勝手に」

『ごめんっ山ちゃん』
















馬鹿な龍太郎。わざと俺を誘ったな

どうせ俺と圭人の仲を知ろうとしてるだけ
まぁアイツには無理だな(笑)


俺らの愛は分かるまい。






























































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