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□夢で出逢え…
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外の気温 32℃
まだ06月というのにこの暑さ
後１ヶ月でｺﾝｻｰﾄﾂｱｰが始まる
今年は『節電』と騒がれて中々ｴｱｺﾝを付けずらい。
しかし部屋の中もさすがに暑すぎる。
熱中症になりました『Hey!Say!JUMPの八乙女光』だなんてﾆｭｰｽで出たら恥ずかしいものだ。
今日ぐらい付けてもいいだろ。
ｴｱｺﾝの設定温度は27℃。
汗を拭いながら携帯が鳴った
ﾌﾟﾚｲﾘｽﾄには【有岡大貴】の文字
仕方なく出てやろう
『何？小さい大ちゃん』
「小さいは余計じゃっ！まぁいいや。今からｺﾝｻｰﾄのﾀﾞﾝｽﾚｯｽﾝやるから来てー」
『はぁ？それ本当？』
「そうだよ(^O^)山田が集まろうって」
『分かったよ、今行くから』
そうやって大ちゃんに告げて、急いでｼｬﾜｰを浴びてｽﾀｼﾞｵに駆けつけた
部屋に入るとBESTはもちろん来ていて、俺と同時ぐらい山田たちが入ってきた
涼『ごめーん、わざわざみんな』
慧「山田のおごりだから来たんだよ〜」
涼『馬鹿！ちげーし』
侑「だぁも！涼介！始めようよ〜」
涼『そうだな』
雄「光くん？始めるよ？」
『え？あ…うん』
大「ちょっとーしっかりしてよ！最年長(笑)」
『それは高木だろーが』
龍「高木くんは中身子供だから最年長じゃないの(笑)」
涼『おっしゃ！始めるぞ』
もう01年が経った…
ｱｲﾂがこの世から消えて。
馬鹿だよな、ｱｲﾂ。
ｺﾝｻｰﾄ中にぶっ倒れてそのまま逝くなんてさ…
それもこんなに愛してたのによ。
ｱｲﾂがいなくなった理由？
そんなの………
ﾌｧﾝがｱｲﾂに毒薬を入れ込んだんだよ。
普通あり得ないのに。
可能だった、
番組中にﾌｧﾝから飲み物を貰ってきて
と言うお題でｱｲﾂが出た。
ｱｲﾂが貰ってきた飲み物に薬が入ってた
ｺﾝｻｰﾄはその収録の二日後で
ｱｲﾂが消えたのは収録の三日後
今でもﾌｧﾝを憎んでる。
ｱｲﾄﾞﾙとして最低だな
でもｱｲﾂが消えたのは…………
裕『ちょっ…光くんっ』
「悪りぃ…裕翔」
涼『もういないんだよ。薮くんは』
聞きたくもなかった言葉
『馬鹿、知ってる。そんなんじゃねーよ』
侑「ほらほら、今のJUMPのﾘｰﾀﾞｰは光くんだよ？」
『……………』
圭「大丈夫だって」
『分かってる』
そんなの分かってるさ。
あんなに大好きだった薮はいない
もういないんだ。
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