□最低な愛し方
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作詞の締め切りは明日



もう急いで書いている。

光と違ってどうしても計画を立てて出来ない俺
だから高校時代は後悔をした。


まぁ今が楽しければいいかな…なんて





久々にラブソングにしてみた。
勿論のことに切ない系

それも最低な…ね。



でもさ、そういう風な愛し方しか出来なかったんだよ。









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伊野尾と付き合って06ヶ月が経過した
そして光と愛し合っていた

どっちが本命?
そんなの…本命なんかいないさ。



光も伊野尾も…

実際、分かんなくなって来ている








『やぶー!』

「ん?」

『すきー!』

「光って本当に可愛い…」









ちゅっと音を出しながらのキス
それが光とのやり方。


光にキスをして、俺のお気に入りな腕を舐める
何故かお気に入りなんだよね〜(笑)



腕を舐め、ゆっくりと手を下に下げて行った。












『んっ…やぶ…ぁん』

「そんなに気持ちい?」

『気持ち…ぃっ!』

「可愛いね…」












光自身のをゆっくりと舐める。
相変わらず濡れんの半端ねー

それだけ愛してんだね


くちゅくちゅと鳴る音と光の鳴き声が混ざり理性が増す。













『はっ…ん…もっやぶ』

「今日も一段と気持ち良くしてやるよ」












ぐぷぐぷと鳴る音

光の顔を見て激しく腰を動かす。
まるで聖くんの歌のように

ずれていく白いシーツ


女みたいに鳴く光の声が俺の理性を揺るがした。













『やぶぅぅぅ!』

「ひかっ…る」











お互いに…

久々過ぎて光は気絶してしまった。


後処理をしてから光の唇にキスをした
何気なく。

こいつにも最低なことをしている俺



だって光は知らないから。
俺が伊野尾と付き合ってること




そして伊野尾も知らない。

俺が光と性行為をしていることを







伊野尾への愛し方も光への愛し方も同じ

好きでも嫌いでもない



多分それは俺の欲望を満たすためだけのモノ


ほらね俺は最低なんだよ。

自分の欲望の為だけに上辺だけで付き合っている










『やぶ……?いないの…』










光が呟いた。

眠りながら泣いている




光、俺はいないよ。もう伊野尾所へ行かなくちゃならない。












光を置いて、伊野尾の家に行った。

インターホンを鳴らし出てきた伊野尾は泣いていた
理由は多分
俺が構ってやらなかったのだろうと、














『馬鹿やぶっ…』

「伊野尾泣き虫だなぁ〜」

『泣き虫じゃねーし、だいたい昔は薮の方が泣き虫だっただろうが』

「うるさいよ」













伊野尾にキスをして、ベッドへ倒す。
相変わらず可愛い胸

身体に手を触れまたキスをする













『んっ…やぶ、好き…』

「ほら、もっと鳴いて?」

『あっ…んぁ…薮っ』














伊野尾自身のを上下に手で動かす。

気持ち良さそうにあんあん鳴く





伊野尾に指を03本入れ掻き回す。
ぐちゅぐちゅといやらしい音が鳴る

それが理性を揺るがす。














『やぶっ!ね…入れてっ』

「早くね?」

『もたないっ!』

「馬鹿」














光の時と同じように腰を振る。
バックで

お互いにイクまで動かした、













『やぶぅぅぅぅぅぅぅ!』

「伊野尾っ…」












二人して、
声に出した。

さすがの俺も体力を使った


伊野尾はシャワーを浴びてパンツ一丁で出てきた。
お前はもう一度犯されたいのか













『薮っ!』

「ん?」

『詞は書けた?』

「まだ」

『締め切りまで時間ないぜ?』

「大丈夫なの」

『早くしてよねー』

「分かってるよ」













そう言ってキスをする。

優しく優しく。



付き合っているかの様に
まぁ付き合っているはずなんだけどね。
















伊野尾家を出て家に帰りビールを飲んだ





やけくそ










こんな俺でも本当に愛してくれるのか?



涙を浮かべながら、JUMPの写真を見た








こんな愛? 愛とは呼ばない
でもそれが愛し方













実に最低だ。


愛してないのに愛していると言う
どこまでも最低だ







でもそれが




























俺の愛し方



























































End


若干意味不…?



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