☆
□大丈夫だから
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怖くて怖くて堪らなかった
02ヶ月前、高木に告った自分
『あの…高木』
「何??」
『高木が好きなんだっ…////』
「それって…」
『恋愛感情』
「…良かった」
『え?』
「俺も伊野尾くんが好きだから」
嘘でも嬉しかった言葉。
もう現実なんだって―…
「なっ!薮くん違うから!!」
『違くねーから!なっ龍太郎』
「うん、違くない」
『あってめぇ、龍太郎(笑)』
最年長と最年少。
こんなんでも嫉妬する俺…
『伊野ちゃーん?』
「あっ知念…」
『なんか可哀想な顔してる』
「可哀想?可哀想なんて…」
『何々?伊野尾が寂しいって?(笑)』
「あっ薮ちゃん」
『薮ちゃん言うな、知念』
「いいじゃーん(笑)」
『…光ー、スタジオ行こうぜ』
「あ?あーはいはい、圭人後でまたやろうぜっ」
『OK!』
可哀想……
可哀想なんかじゃない。
高木は俺のこと好きなんだっ
自分に言い聞かせるのと
自信を持つのと
ごちゃごちゃしていた。
『なんだよ伊野ちゃん。』
「なんだよって?」
『おちゃらけてねーなって、高木だろ?』
「なっ…///」
『高木は言ってたよ。本当に伊野ちゃんがすきって』
「…………」
高木は俺が好き
次は直接聞きたい
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