犬僕
□来ないならこっちから。
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最近、残夏が冷たい。…気がする。
冷たいと言っても、表面上はいつもどおりで、…その…、キ、キスとかをしてくれなくなった。
その原因を探り当てため、俺は残夏の部屋へと向かった…んだけど…
いざ来てみると、やっぱり緊張する…。どうしよう、明日にしようかな…
「あれ、渡狸?」
さっきからばくばくいっていた心臓がより大きく跳ねる。どうしよう、心の準備なんて出来てないのに…!
「ボクの部屋の前で何してるの〜?」
と、とりあえず返事をしとかないとまずい。
「え、えと…怖い夢みたんだ…残夏、一緒に寝てもいいか?」
やっぱり…無理があるか…?
「あぁ、そういうこと?いいよ〜☆それにしても、渡狸でも怖い夢なんて見るんだね〜☆」
「おっ、俺でもってなんだよ!?」
まぁここだと肌寒いし入りな、と言われたので残夏の部屋に入った。
「はい、ココアでよかった?」
「あ、うん…さんきゅ」
2人でベッドに座る。…まぁ、俺が座ってたから残夏が隣に座っただけたんだけど。
ココアを全部飲み終わったところで、俺は残夏に聞いてみた。
「…な、なぁ。…なんで最近、残夏は俺に冷たいんだ…?」
「…!いや、大したことじゃないけど。」残夏はコップを片付けながら言う。
今、明らかに動揺した。
残夏がべッドに戻ってきたところで、話を続けた。
「…あっそ……お、お前は平気でも、俺は…っ」
その先は言葉にならなかった。
「わ、わたぬ…き?」
言葉より先に残夏をベッドに押し倒してた。
そのまま勢いに乗せてキスをする。
でも、ここまでされて黙っている残夏じゃなかった。
「…ッ!?ん、むぅ…っ…」
急に残夏の方も積極的になり、俺に隙が出来たとたん早急に舌を絡ませてきた。
「ふぅ、んあ…」
やられっぱなしなんて悔しいから、残夏の服の中に手をいれようとするけど、視られたらしく、あっさり阻止された。
そして、逆に俺の服をたくしあげてきた。
「ひっ…!?ぅ、あ…!」
「渡狸、可愛いね…、もっと気持ちよくさせてあげる。」
そう言い、乳首に吸い付いてきた。
「ひあうっ!?」
もう片方の乳首を手でいじりつつ、執拗に舐めたり吸ったりを繰り返す。
「ん…や、ざんげ、下も…触って…?」
顔から火がでるとはこのことだろうな、なんて思った。めちゃくちゃ恥ずかしい。
残夏はクスリと妖艶に微笑んで、「ん、いいよ。」と言って来た。
あっという間に下を脱がされた。
…ホントはキスだけで済まそうと思ったのになぁ…
「は、ぁ…ざ…んげ…?」
ズボンと下着を一気にずり落ろすと、渡狸のが先走りでとろとろになっている。
まずは慣らすために、奥へ指を挿れた。
「ふぁあっ…!ん、ざ、んげぇ…っ!!」
「ふふ、渡狸、ここもうとろとろだよ?慣らす必要無いねぇ?」
と、渡狸に見せつけるようにして蜜を舐めると、渡狸はさらに顔を赤くした。
…あ、いいこと思い付いた。
さっきとは逆の体制にして、渡狸がボクを押し倒したような体制になる。
「ねぇ、渡狸。自分で挿れてみてよ?」
「は…あっ!?」
いわゆる騎乗位と言うやつ。
「…ね、お願い、卍里♪」
「…!!…ひ、卑怯だ…っ…」
と言いつつ、折れてくれたようで、渡狸は腰を浮かせ、ボクのをあてがった。
「ん、ぁ…う、ふ、ふぁあぁ…っ!!」
ずぷずぷといやらしい音をたてて腰を沈めていく渡狸。もちろん、戻ろうと出来ないようにボクが腰をしっかり掴んでる。
「んや…っ!こ、これやぁ…っ!!いつも、よりふか…っあぁ!!」
「ねぇ、今度は動いてみて?」
「は、ぅ、う、ん…っ!…っふあ、ん、ひう…っ!」
ゆっくりと腰を動かしだす渡狸。それがとてもいやらしく見えた。