□現実逃避したいお年頃
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柚季side



「はあ…」


あたしは柚季。もうすぐ定期テストです。…あぁ、考えただけでダルい…



臨「なにしてんの?さっきから溜め息ばっかじゃん。」


「あぁ…うん…」


現実逃避したい度MAXだよ…



臨「何、勉強?」


「うん…定期テストもうすぐなんだ…」


臨「そういうことね。俺、教えようか?」


「え、いいの!?」


臨也side



俺が教えようか、と言っただけで、あんなに喜んでる柚季。


あ、紹介し忘れてたけど、柚季は俺の彼女。


今日は、突然俺の家に来て、勉強を始めた。


で、さっきっからずっと溜め息ばっかりだったから、俺の気まぐれ(?)で話しかけてみた。





臨「…で、ここはこう。わかる?」


「うん!臨也って教えるの上手いね♪」


その笑った顔が、俺には破壊力抜群で。


…といっても、柚季は無意識なんだろうけどさ。


「臨也?」


臨「…あ、ごめん、どう?進んだ?」


「うん!全部バッチリ!」


臨「それはよかった。あ、そうだ、テストで高得点とれたら、ご褒美あげる。」


「え、ほんと!?ケーキ食べ放題とか!?」


臨「ははっ、まぁそれでもいいけど。テスト終わってからのお楽しみ。」


「えぇー?なんだろーなー♪」


そう言いながら、嬉しそうにしている柚季を見ると、自然と頬が緩む。


ご褒美、楽しみにしててね

テストもうすぐなのになにしてんだ俺^p^しかも文オワタw← 2011/6/21

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