以前よりお世話になっている閲覧者の方から、被災地よりお言葉を頂きました。
ここに全文載せさせていただきます。



『皆様はもうご存知のことと思いますが、この度発生した東北関東大震災によって、東北地方は壊滅的な被害に遭っております。

私は、宮城県に住んでおります。地震発生時は外出しており、交通手段の麻痺によって帰宅できず、家族と離れ離れになりました。数日間は避難所で生活しておりましたが、今は親戚の家に身を寄せています。

幸い家族とは連絡が取れており、全員自宅近くの避難所で生活していることが確認できました。
しかし、避難所の生活は不便や気苦労が多く、食料や毛布などの生活物資も、全員に十分行き渡らせるには足りません。

避難所には、小さいお子さんを連れた方もいれば、足腰の弱いお年寄りの方もたくさんいます。皆、わずかな配給でギリギリの食事をし、水も電気も無い中で身を寄せ合って寒さに堪え、いつまで続くかわからない避難所での生活に、不安を抱きながら過ごしております。
そんなつらい日々を、私も身を持って経験いたしました。

被災地では、救助を待つ人々がまだ大勢います。家族の安否を確認できず、心配を募らせる人々が大勢います。怪我人や病人もいます。大切な家族を亡くし、一生消えることのない深い心の傷に苦しむ人々が大勢います。

水が、電気が、食料が、薬が、燃料が、希望が…生きるために必要なあらゆる物が足りません。

少しでも被災地の人々を助けたいと思ってくださるなら、無理せずできる範囲で構いません。どうか、どうか、被災地の人々に救いの手を差し延べてください。
ほんの少しの思いやりや、皆様の暖かい気持ちが、被災地の人々を一人でも多く救うための希望の光になります。

助けられる命を、生きたいと願う想いを、どうか無駄にさせないでください。

私自身も、一人でも多くの人々の生還と再会、そして一日も早い被災地の復興を強く願い、また努力していきます。
どうか、ほんの少しだけでも、皆様の暖かい気持ちを、被災地で苦しむ人々に分け与えてください。よろしくお願いします』



コメントくださった方、過酷な状況の中本当にありがとうございました。こんなサイトで申し訳ありませんが、皆様方にお言葉を届けさせていただきます。


.

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ