□SS/過去拍手
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(藤堂兵衛)
※曉設定



「実はな、伊達臣人のクローンを生み出すついでに――みょうじなまえ。貴様のクローンも作ってやったぞ」

「な、なんですって!?
これと言って特徴もなく、戦闘能力もそこそこの私のクローンなんていったい何のために……ハッ!」

「フッフッフ……。一体、何に使っていると思う? ん?」

「ま、まさか……いつまでも男塾に一泡吹かせられない腹いせに、男塾のアイドル(自称)(どこまでも自称)(永遠に自称)であるこの私をコピーアンド調教して慰み者に……!?
なんて低俗なことを思いつくのこのヒヒジジイ! 生涯現役にもほどがあるわよ! 塾長と豪毅君にあることないこと尾ひれ付けて告げ口してやるから!」

「いや、家事雑事やその他面倒ごとをこれでもかと押し付けているだけだ。なかなかどうしてよく働くから重宝しておる」

「えっ」

「ふん、誰がわざわざ性処理用に貴様のクローンなぞ作るか。貴様以上の女などいくらでも買えるわい。わしを誰だと思っているのだ?」

(なんだろうこの安心したようなそれでいて割り切れないようなとにかく一発ブン殴らないと治まらないような気持ちは……!!)

(クク……そうだ小娘、貴様の能天気なアホ面が困惑と屈辱に歪むさまこそわしの見たかったものよ……!!)



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