□SS/過去拍手
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なまえが怪我して歩けなくなった時の筆頭別対応について考えてみた





剣桃太郎(肩を貸す)

「ごめん桃……迷惑かけて」

「いや、俺の方こそすまなかった。早く気付いてやれれば良かったな」

「も、桃は悪くなっ……あ、いたたっ」

「みょうじ!
あまり無茶な動きをするな、余計に痛める。しっかり掴まってろ」

「ご、ごめん……ありがとう。今度、ちゃんと恩返しするから」

「気にするな。
……わりといい思いをさせてもらっているんだ、今」

「え?」

「遠慮しなくていいからもっとくっつけ、って言ったんだぜ」





赤石剛次(おんぶ)

「赤石先輩……ごめん、なさい……」

「…………」

「赤石、先輩も……怪我……してるのに……」

「……黙ってしがみついてろ。落ちても拾わねえぞ」

「先輩……せんぱ……い……」

「……みょうじ?」

(……先輩の背中、おっきい……。
それに……あったかい……)

「みょうじ、おい、みょうじ。
……寝たか」

「すぅ……すー……」

「ふん。呑気なツラしやがって……」

(……意外とでけえんだな)





大豪院邪鬼(お姫様抱っこ)

「す、すみません……こんなところで足なんか痛めて、邪鬼先輩のお手を煩わせてしまうなんて」

「構わぬ」

「あの、でも、最近太っちゃって、余計に重くて、私……」

「みょうじ」

「はっはい」

「いくら貴様に肉が付こうとこの邪鬼にとっては誤差に過ぎぬ。
おとなしく抱かれていろ」

(抱いて……)



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