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□憧れって何…?
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「なぁ、王子と遊ばね?」
「……断る。」
「拒否権なし。」
「う゛お゛ぉ゛ぉい!!」
そう言って俺はナイフを投げた。
ナイフは、あいつの髪をすりぬけて、壁に刺さった。
「髪を狙うんじゃねぇ!!!」
「狙わないとゲームになんねぇじゃん♪」
ナイフをちらつかせながら説明してやる。
「5分間俺から逃げれば勝ち。髪切られないようにがんばれよ。」
「…っち。……う゛ぉ!」
「だから、もうスタートしてんだって。」
無数のナイフを投げる。
「しかたねぇ…。5分間逃げきれればいいんだなぁ!!?」
そうそうその意気。
俺は大きな笑みを浮かべた。

〜5分後〜
「はぁはぁ…これで、満足、かぁ!?」
「もちろん…はぁ…足りない♪」
「う゛お゛ぉ…い…!」
床に寝そべってるあいつと、膝に手をついてる俺。
ガチで逃げてたからね。
そりゃぁ疲れるか。
「ねぇ、憧れって、何?」
「あぁ?」
「おまえはボスに憧れてんだろ?その憧れって何だよ。」
「…知るかぁ。」
「さすがカス鮫。」
茶化しながら言う。
「俺さ、ホントはおまえに…
「カス。こっちこい。」
おっとここでボス登場。
何だよ…いいところだったのに。
「わかったぜぇ。…憧れなんて自分で考えるんだなぁ。」
「あ、ちょっと待って。」
「んだぁ?…///!」
キスしてやったら、顔真っ赤になってんの。
ホントにおもしろいな。
急いでボスのところに向かうスクアーロ。
さて、今度は何して遊んでやろうかな?
 

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