スレイヤーズ

□現場証拠
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翌日、アメリアに連れられて、私たちは現場検証に向かった。
ガウリイとゼルガディスは寝むそうな顔をしている。


「現場検証なんてまどろっこうしいことしなくて怪しいやつを片っぱなしから、締め上げればいいじゃん」
リナが横暴なやり方を提案する。
「賛成!例えば、クリストファーって人とか?」
私は賛同してみる。
「第二王位継承者だし、疑がわしいし……」
リナが考えながらつぶやく。

「ダメです!これは王宮の信用にかかわる大問題です。うかつなことは出来ません」
と豪語するアメリア。
「ちっ、昨日のやつさえ取り逃がさなければ……」
ゼルガディスは悔しそうだ。

「どんな敵が襲ってこようとも私たち、正義の仲良し五人組が力を合わせれば、恐いものなしです!」
いつの間にかアメリアのメンバーに私も加わってる。
仲良しって……
まっ。いいいかっ!

「そういう呼び方はやめろ〜〜」
ゼルガディスは恥ずかしそうに叫んでいた。
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