スレイヤーズ

□ドラゴン料理
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にぎやかな街。
人がたくさん行きかう。
私たちはというと、そこの表通りを歩いている。

「お腹すいたね」
リナがポツリとつぶやく。
「そういやー。そうだなぁ」
リナに続くガウリイ。

「私もお腹すいたなぁ……ねっ、ゼロス?」
私は横に並んでいるゼロスに問いかけた。
「そうですか……?」
あんまり関心のないゼロス。

「よっしゃあ!今日の昼飯はドラゴンのフルコースに決まり!」
「おうー!」
リナの一存でドラゴンのフルコースに決まってしまった。
四人はぞろぞろと店の中に入っていく。

「ねぇ。ゼロス?ドラゴンって、そう簡単に食べれるの?」
リナたちとは離れた席につく私とゼロス。
「う〜ん。無理でしょうね」
「やっぱり!なんかそんな気がした」
なら、違うものを食べた方がいいよね。
何がいいかなぁ……
私はルンルン気分でメニューを見る。
「クスっ」
それを見て、ゼロスは微笑んだ。
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