スレイヤーズ
□知り合い
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「ガウリイ！それはあたしのよ！！」
「何！？それはオレのだぞ」
「うっさいわね。早いもん勝ちよ」
「ズルイぞ！リナ」
栗色の髪をした魔導士風の少女が金髪の男から肉を奪い、机に足を掛ける。
「やめてくださいよぉ……リナさん……」
「はぁ……静かに食えんのか……こいつらは……」
黒髪の巫女の服を着た少女と白い服を着た、合成獣(キメラ)の男が頭を抱えている。
リナ……？
あの女の子そう呼ばれたような……
「んっ？おい。リナ。あれ、ゼロスじゃないのか？」
「えっ！？どれ？」
「ゼロスー！！何やってるんだ？」
金髪の男が手を振る。
「あっ！本当じゃない。急にいなくなったと思ったら、あんなかわいい女の子と一緒なんて」
「何！？本当か？」
「デートでしょうか？」