氷帝小説
□HOLY NIGHT
1ページ/3ページ
今日12月25日はクリスマス。
窓の外では粉雪が舞っている。
俺の隣には愛しい美奈さん。
「長太郎ー、ケーキ食べないの?」
「あっ、今いただきます。」
「がんばって手作りしたんだ!いっぱい食べてね!!」
そう言って満面の笑みを見せる美奈さんに、
思わず笑みがこぼれる。
「..幸せそうですね。」
そんな言葉を呟けば、
美奈さんはさらに明るい笑みを見せて。
「うん、幸せだよ?
だってさ、クリスマスに長太郎と一緒に居られるんだもん!!」
「っ...///」
本当にうれしそうに言う美奈さんに、
思わず顔が火照った。
「...ねぇ、長太郎?」
「なんですか?」
「...幸せ?」