氷帝小説

□HOLY NIGHT
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今日12月25日はクリスマス。


窓の外では粉雪が舞っている。

俺の隣には愛しい美奈さん。


「長太郎ー、ケーキ食べないの?」

「あっ、今いただきます。」

「がんばって手作りしたんだ!いっぱい食べてね!!」

そう言って満面の笑みを見せる美奈さんに、
思わず笑みがこぼれる。

「..幸せそうですね。」

そんな言葉を呟けば、
美奈さんはさらに明るい笑みを見せて。

「うん、幸せだよ?
だってさ、クリスマスに長太郎と一緒に居られるんだもん!!」

「っ...///」

本当にうれしそうに言う美奈さんに、
思わず顔が火照った。

「...ねぇ、長太郎?」

「なんですか?」

「...幸せ?」




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