綾タカ

□無防備な君
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タカ丸の綾部へのほっぺちゅーが書きたかったんです!!

そしたら、綾部にもほっぺちゅーさせてあげたくなったので、続き書いたらこうなった(♯ΞωΞ♯)

もういいよ綾部。
己の道を突き進めよ綾部。



えっと、とりあえず解説的な何か。

綾部は、タカ丸が滝夜叉丸に資料を返しに行くと言っていたのを聞いていました。
それに、綾部はその日の穴掘りを中断して部屋に居た訳です。
そんな綾部に滝夜叉丸は変な顔をします。
それに綾部は煩わしくなり、そのまま寝てしまいます。
滝夜叉丸は、タカ丸がお礼にお菓子を持ってくると言っていたので、食堂にお茶を取りに行きました。












そんな感じが前提の続き。
綾タカではない。と思う。
四年生?




「なんで、貴様がこの私に着いて来るのだ、三木ヱ門!!」

「別に、お前に着いて行ってる訳ではないわ!!タカ丸さんに、お菓子があるからお前らの部屋に来て欲しいと言われたのだ!!」

「ははん。私を追って来ても、私が完璧であるところをみて挫けるだけだぞ、、三木ヱ門」

「人の話を聞け、カス夜叉丸」

「誰がカス夜叉丸だ!!」

「……そう言うところは聞こえるんだな」


そんなやり取りをしつつ、ちゃんと四人分の湯飲みを盆に乗せ、滝夜叉丸は自分の部屋へと向かう。
それに、タカ丸にお呼ばれした三木ヱ門が続いて行くと、部屋から声が聞こえて来た。

「だ、からぁ…ちょっと、待ってよぉぉ」

「聞こえません」

「うそだぁぁ!!ふっ…あぁっ」

「タカ丸さん、好きなんです」

「え!?…ぁ…うぅ…僕もスキ、だよ…」

「真っ赤でますます美味しそうになりましたね」

「確信犯!!?」


なんて会話が聞こえてきて、それに滝夜叉丸が固まっていると、三木ヱ門が体を揺さぶってきた。

「何だこれは!?どういう事だ?」

それにはっと意識を覚醒すると、滝夜叉丸は三木ヱ門を見遣るが、その視線はあちらこちらを彷徨っている。
つまり、混乱している。

「いや、私にも…分から」

「喜八郎がこの時間に居るなんて、何かあったのか!?」

「そこか!?」

「何がだ?と言うか、凄い汗だぞ滝夜叉丸」

「何でもない、何でもないぞ!!待て、三木ヱ門!!何部屋に入ろうとしている??」

「いや、タカ丸さん来て居るみたいだし」

「そうじゃなくてだなっ!!先程の会話を聞いて何も思わんのか貴様はぁあああ!!」

そんな滝夜叉丸は無視して、三木ヱ門は戸を開ける。
すると、案の定と言うか、やはりと言うか、上半身を半分脱がされているタカ丸と、それに覆い被さってまさしくそれを脱がそうとしている綾部が居た。
その二人が、入って来た二人に目を向けると、一人はおやまぁと呟き、もう一人は真っ赤になって起き上がり服の乱れを直した。

「お茶取りに行ったにしては遅かったね滝夜叉丸」

「こいつは食堂にいた生徒に、何時もの自慢をしていたんだ」

「ああ、そういうこと。もう少し遅くても良かったのに」

「喜八郎、あまりタカ丸さんを困らせたりするなよ!」

普通に話し始めた二人とは反対に、滝夜叉丸とタカ丸は互いに顔を合わせて気まずくなる。
タカ丸は、机に置いてあった資料を手に取ると、滝夜叉丸に渡した。

「えと、資料ありがとう。滝夜叉丸君」

「い、いえ。お役に立てて良かったです」

「そ、それでね、お礼の和菓子を持って来たんだけど、皆で食べよっか!」

そのタカ丸の言葉に反応したのは、三木ヱ門と綾部だった。

「お菓子あるんですか?」

「私まで呼んでいただいてありがとうございます、タカ丸さん。ほら、滝夜叉丸も。茶を持ったままそこに突っ立ってるなよ」

「ああ…」

促されるまま座る滝夜叉丸に首を傾げつつ、三木ヱ門はお盆からお茶を取り皆に配る。
そのまま皆でおやつタイムとなったが、未だに驚きから抜け出せない人物が一人。
滝夜叉丸は三木ヱ門の裾を引っ張ると、聞いた。

「あの二人…喜八郎とタカ丸さんは、恋仲なのか?」

それに、三木ヱ門は驚いた顔をした。

「知らなかったのか?大分前から二人は恋仲だぞ?」

「し…知らなかった!!この私が気付かなかった!何故三木ヱ門に気付けて、私が気付けないのだ!?」

「私はタカ丸さんに相談を受けたんだよ」

「そ、相談だと!?何故三木ヱ門に!?」

「そんな事より、お前もっとちゃんと喜八郎を見てろよ。あいつ、その内絶対タカ丸さんに何かやらかすぞ」

「ん?ああ。確かに、喜八郎なら何かやりそうだな。だが、私に止められたら苦労せんわ!!」

とかなんとか言っていると、綾部がタカ丸の口に付いた菓子屑を取りつつ、その口に口付けしようとしてるのが見えた。
しかしタカ丸は目を閉じているので、気付いていない。

「タ、タカ丸さん!!このお菓子、すっごく美味しいですね?どこで買ったんですか!?」

「そ、そうです!この滝夜叉丸も甚く感激いたしました!!是非、教えていただきたいです!!」

それに目を開けたタカ丸は、そのお菓子はね〜と場所の説明をし始める。
その横で綾部が舌打ちしたが、それを聞いていたのはタカ丸の唇を死守した二人だけだった。







end

とかいいな。
てか普通に綾タカだった。
アハハ(*≧▽≦)ノ☆
なんか、これ書いてたら滝三木もいいなって思った!!

頑張って二人で四年のアイドル(笑)タカ丸さんの貞操を守ろうとするんだけど、綾部に美味しく頂かれた後だという。

四年生はやっぱり好きだなって思った。
可愛いよ。四年生(>_<●)


110208.
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