鉢竹
□あっさり塩味
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何が書きたかったかと言いますと、カッコイイ竹谷が書きたかったんです!!
三郎が雷蔵との時間を大切にしているのも分かるので、己を御して耐える。
そんなのを目指していた気がします…( ̄▽ ̄)
あと勘ちゃんの練習。
てか鉢竹皆無でしたね〜
初めは違う話を書こうとしていたのですが、肉付けをしていく内に違う話になった次第です。
よくあるよくある!!ハハハ
「当然だろ!好きなんだから!!」って言わせたかったんだ。
OH!まけ
ごったけ−鉢竹
「何?何の話!?」
微笑み合う八左ヱ門と勘右衛門を三郎は交互に見ながら声を掛けるが、二人からは反応がない。
「そうだよなぁ。好きなんだから当然だよね。八左ヱ門が普通にしてるから、本当は好きなんじゃないのかと気になってさ。無理してないならいいよ」
「俺だってそう思う事もあるよ!…でも、心配してくれてありがとな。俺、勘ちゃんのそいうとこ好きだ〜」
柔らかく微笑んだ八左ヱ門はそのまま勘右衛門に抱きついた。
勘右衛門も抱きしめ返すと、痛んだ八左ヱ門の髪を撫でる。
「何かあったら俺んとこ来るんだよ」
「ありがと!」
更にぎゅっと抱きしめた八左ヱ門を、三郎は引き離す。
「ハチ!私の前で何してんの!?浮気!!?」
八左ヱ門を三郎の方に向かせると、肩を掴んで揺する。
それに八左ヱ門は友愛じゃねぇかと何食わぬ顔で答えた。
「別に抱きつくくらい普通だろ」
お前も雷蔵にやってるだろ、と言われてしまえば何いもいえなくなる三郎。
その横から伸びてきた手に引き寄せられる。
「ん?雷蔵?」
後ろから抱きしめられて、首を巡らせて後ろを見る。
そこには哀しい表情をした雷蔵が居た。
「ごめんね、ハチ。僕が気を付ければよかったのに…」
「そんな!雷蔵の所為じゃねぇよ!!それに俺、雷蔵のこと信じてるし!」
ちゃんと分かっいるからと、後ろにある雷蔵の頭を撫でると嬉しそうに微笑むのが分かった。
「ありがとう。僕、ハチのそういうところ大好き」
「おう!俺も雷蔵のこと大好きだぞ!!」
二人が可愛く抱き合うのを見て、三郎にしたら嬉しいいやら美味しいやら興奮するやらなのだが、雷蔵の頭を優しく撫でている八左ヱ門を見ていると胸がむかむかするのは何故なのか。
「何で雷蔵には伝わってんだよ…」
雷蔵相手に文句を言う訳にもいかず、ぼそりと呟いた三郎。
そんな三郎に気付いた雷蔵は八左ヱ門を解放すると、三郎ににっこりと微笑みかけた。
「そりゃあ僕、八左ヱ門が大好きだからね!」
「……私の愛が足りないと?」
弱気な三郎の言葉に、八左ヱ門と勘右衛門と雷蔵の三人は顔を見合わせた。
そして、一斉に噴き出した。
「「「足りないな(ね)!!」」」
「はっ!!今、八左ヱ門が俺のこと好きって言わなかった!?」
「遅ぇ!!ってか兵助には言ってねぇし!!」
「でも豆腐が好きです。二番目でもいいなら付き合ってください」
「一生豆腐と付き合っててください」
end
私は兵助をどうしたいんだろうか…(´・ω・`)?
三郎を妬かせ隊。
途中で気付いた雷蔵さんも参加してくれました。
鈍い三郎もいいと思う。
自分は嫉妬しないとか思ってそう。
でも他の人に好きって言ってる竹谷に苛々するっていう。
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