鉢竹

□ただの遊びだよ
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日常的にこうやって五年生が集まってればいいなーって思いました。

『生物委員会の恥の段』を見て、竹谷を見たら何か書きたくなったんだけど、見切り発車もいいところ。

私の中の竹谷はもっと落ち着きのないイメージです!!
絶対、最初の雷蔵と兵助と勘右衛門にツッコミいれてるよ竹谷なら。

今回は鉢竹要素がなかった(笑)
やっぱり学年で書くと、カップル要素薄くなる不思議。
なかなか難しいものですね〜( ̄Д ̄)

今回は久々知が書きにくかった!!
豆腐か真面目のイメージしかないから、キャラが掴みにくいです。
久々知は、豆腐を持ってない事を突っ込んで欲しかったのじゃないでしょうか?←自分でも分かってない
うん豆腐。











鉢竹は何としても食い込ませる!!
ってなわけで、おーまーけー。




暫く今日の話題で遊ばれた後、皆はお開きだとか言って自室にと帰って行った。
俺は宿題を拾い上げて、どうやって先生に言い訳するかと考えていると、足音が聞こえてきた。
俺の部屋にと向かっているそれに、宿題を閉じて戸の方に顔を向ける。
がらっと躊躇いもなく開けられた戸には三郎がいた。

「なんだ?三郎」

俺が首を傾げて聞くと、部屋に入って来た三郎は抱き締めてくる。
何時もの癖で、三郎の背に腕を回す。
俺の肩に顎を乗せた三郎は、更にきつく抱きしめる。

「ハチ、口吸いしてもいいか?」

三郎の表情が見えないが、真剣な口ぶりに俺は思わず頷いてしまう。
それを確認した三郎は俺の顔を覗き込んでくる。
じっと見られる事が恥ずかしくなった俺は目を閉じた。
そこに三郎には珍しく、大人しく唇が降ってきてた。

「ハチ、抱いていいか?」

唇を離して言った三郎の言葉に、俺の顔が熱くなるのが分かる。

「どうしたんだ?何時もそんな事聞いて来ないのに!?」

俺は三郎の顔を覗き込むが、三郎は顔を逸らす。
それになんだか一寸寂しくなる。

「好きにすればいいだろ…何時もみたいに」

そう言うと、三郎がこちらに向き直る。
顔には笑顔が浮かんでいて、俺が眉を顰めるとそれに気付いた三郎が口を開く。

「いや、さっき私がハチの事を一日好きにする権利を得たけど、何時もの事だから意味ないなと」

「あれって冗談じゃないのかよ!?って言うか、俺が遮る暇を三郎が与えないだけだろ!!」

そうだったかー?と嘯いて頬に口付けてくる三郎に、俺は強く抱きついた。
嫌だったらこんな事しないし、三郎に抱かれるのだって本気で抵抗する。
何時も、他人の心を読んで行動する三郎が、こうやって当たり前の事を聞いてくる事がある。
俺にはそれが分からない。

「ハチには嫌われたくないからだ」

心を読んだように告げてくる三郎は、私の行動でハチが無理していたりしたら嫌だからと言うので、俺は笑ってしまった。
それにむっとしている三郎が可愛くて、俺は自分から三郎に口付けた。

「三郎が俺にする事で、三郎を嫌いになる訳ないだろ……ばーか」

好きなんだからと呟くと、三郎が調子に乗ってそうだよな!と口を合わせてきたので俺はその唇に軽く噛み付いた。
すると三郎の口がにやりとなったので、三郎の目を見ると、そこには熱色が浮かんでいる。
その光を見て自分の体の奥が熱くなるのを感じながら、俺は身体を三郎に委ねた。


嫌いになる訳ないだろ

目が合うだけでも

胸が高鳴って

嬉しくなって

幸せだなって思うんだから





end

最近話の最後らへんが迷子になりがちな虚です。

三郎はこっそり、他の人たちが自分のな願いを竹谷に言ったらどうしようとか、ハラハラしてるといいな。

そして二人の関係は、三郎が何も言わずに竹谷と関係を結んで、それに竹谷が拒まなかったのが始まりという前提。
いつも自分を拒まない竹谷に、本当の気持ちを聞きたいけど怖いとか三郎が思ってると良い。

うん訳分からん。
最近甘い話が書けないのはなーぜーだーー!

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