現パロ
□*代えの利くものと利かないもの
2ﾍﾟｰｼﾞ/4ﾍﾟｰｼﾞ
「こうして見ると…」
「んぁ…なに？」
「……女としてるみたいだな」
下から突いて嬌声を上げるハチにそう言うと、ハチが私の頬を掴んで勢いを付けてキスをしてきた。
勢いがよすぎて互いの歯が当たり、それは原因なのかは分からないが涙を浮かべたハチが私を睨み上げてくる。
と言っても私には可愛いものにしか映らなかったが。
「俺っ、女じゃねーもん！！」
「いや知ってるけど」
「…っこの格好だって、したくてしたんじゃねぇしっ……」
「ハチ…？」
「…………」
「どうした？」
「……俺が、…女だったら……三郎は好きになってくれた…？」
問い掛けられた言葉に息を詰める。
ハチが女だったら、なんて考えてみた事もないがもしそうならもっと手を出せない状況になっていただろう。
そんな状況で私は耐えられるのだろうか、と考えているとハチが私の服袖を掴んで引っ張るので意識を戻された。
「俺…」
「ん？」
「俺、…女じゃないけど、この格好で女に見えんなら、……女だと思って抱いても…っ！？」
続く言葉をキスで封じてハチを見つめると、驚きに目を見開いている。
まだ何かを言おうと息を吸ったハチは、繋がった場所を更に突き上げると喉を反らせて身を震わせた。
唇から肌を辿ってハチの喉へ唇を押し付けて吸いつく。
「ゃっ…ぁあ…」
「ハチが女の代わりにはならない」
「わかっ、分かってるよっ！」
「それにさ……」
「…ぁ…ひぁっ！？」
スカートの中に手を滑り込ませ、女では在り得ないスカートの中心の膨らみを直に触れて握る。
小さいながらも硬さと形を成すそれを強く扱くと、ハチが小さく悲鳴を漏らしてスカートの上から私の手の動きを止めようとする。
「女だったらこんな風にはならない、よな？」
「…っ！」
びくびくと私の手の動きに反応する肌に唇を寄せる。
首から鎖骨に掛けて舌を這わすとその感触に反応するように中が私を締め付けた。
鎖骨に痕を付けて、ハチの顔を見上げるとぎゅっと瞑る目尻には涙を湛えていて、赤く濡れた唇からは甘い声と共に吐息が漏れた。
「は…ぁ、あぁっ……ゃ…ぁっ、ぁぁあ…」
「イキそう？」
「ぅ…ん。…いくぅぅ！！」
コクコクと数度頷くと腕を私の首の後ろに回してきてしがみ付く。
繋がってから数える程しか動かしていなかった後ろも、苦しそうに私に絡みついて締め上げるので私もイキそうになるがそれを何とか堪えてハチの前により刺激を与えた。
「ゃぁああぁっ…ま、待って…三郎っ待って！」
「んー何」
「…服、汚しちゃうからぁ…ぁぁ」
「で？」
「さわ、んな…待って、さぶっ」
「いいから、イケ」
「ひぁっ！？っぁあああぁぁぁ」
一際強くハチのを扱くと、身体をびくりと反応させるとハチが精を吐き出した。
→