孫富
□のーもあ
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別に最後のページはいらなかったかなー(・・;)
ケンカップル書こうとしたんですけど、なかなか難しいですな!
今後書く時、二人の口調変わるかもなのであしからず。
ケンカップルな二人はこんなのしょっちゅうやってます。
それに巻き込まれる三年の面々を想像すると堪らなくなる(´・∀・`)b
一番被害を被るのはやはり同室の左門と三之助なんでしょうね。
しっかし、この孫兵は扱いづらいわぁ。
何考えてるか分からん!!
酷い奴ですよねー←他人事
取りあえず作兵衛の事が好きなんだよ!
私の孫富はいつも作兵衛が泣いている気がするんだが…気の所為か?
スタンダードな孫富なら、「泣くなよ作兵衛。どうしたらいいか分からなくなる」とか言って涙をぬぐってやる(舌でも可)孫兵さん。
しかしケンカップルの場合、「泣くな!鬱っとおしい!!」とか言いそう。
それに作兵衛が「お前が泣かせたんだろ!慰めろ!」とか言って襲い受け?るのかなー( ̄ω ̄)
ケンカップルの孫兵は原作を目指していたんですけど、どんどん遠くなっていくこの不思議☆
おまけというには余りにも陳腐なもの。
「朝からお腹いっぱいですね、左門さん」
「そうだな、三之助!!」
「何で孫兵は俺達周りに居る人に配慮がないんですかね、左門さん」
「そうだな、三之助!!」
「険悪な二人を見て心配した俺達が馬鹿みたいですね、左門さん」
「そうだな、三之助!!」
「うるせぇぇえぇええええお前らぁぁぁああああ!!!」
自分を挟んで繰り広げられる会話に、申し訳なかったという気持ちも吹っ飛んで作兵衛は教室に居るのも忘れて怒鳴り声を上げた。
「横でさっきから愚痴愚痴愚痴愚痴と!!言いたい事があるなら俺にはっきり言え!」
そう告げてやると、左右からがっと覗きこまれた。
その勢いに少し後ずさるが、二人が気にした様子はない。
「何時も何時も俺達を巻き込んでくれてありがとう」
「見せつけるなー、お二人さん!!」
一人は嫌味を一人は囃し立てる。
それに思いっきり眉を顰めて、作兵衛は口を開らく。
「悪かったと思ってるよ、三之助。左門はうっさい!!」
その後も左門と三之助に揄われ、弊役した作兵衛は机へと伏した。
作兵衛を見て揄のを止めた二人は、常々疑問に思っている事を投げかけた。
「なあ、あそこまで喧嘩して何で別れねーの?」
「いっつも喧嘩してばっかりだしな!」
それに、伏していた体をがばりと上げて、今度は作兵衛が二人をまじまじと覗き込んだ。
どうやら本気で言っているらしい二人に、作兵衛は鼻で笑った。
「伊賀崎が俺の事を大好きなんだ!!あいつが別れたいって言えば、俺は何時でも別れてやるよ!!」
何時も迷惑掛けられるのはこっちだかんな!と作兵衛が言うので、三之助はじゃあ、と呟いた。
「孫兵が本当に別れたいって言ってきたらどうする?」
「……え?」
「別れるのか?作兵衛!?」
二人の言葉に作兵衛は声もなくなり黙る。
何時でも別れてやると先程言った手前、別れる。と断言したいが声が出ない。
その時改めて作兵衛は思った、『別れる』なんて考えてもみなかった事に。
喧嘩してても自分達が一緒に居るのは当然の事で、離れるなんて考えた事がない。
それぐらい隣に孫兵がいる事が作兵衛には当たり前の事になっていた。
喧嘩しても、それでも一緒。
もし、孫兵に別れを切り出されたら、と考えて作兵衛は答えを口にする。
「ぜってー別れねぇ」
そう決意したように断言する作兵衛に、三之助と左門は口を開けて見ている。
そんな二人に作兵衛は慌てて言葉を取り繕った。
「あ、あいつに迷惑掛けられてんだ!それを全部返させるまでは別れないってだけだかんな!!伊賀崎を困らせる事も出来るし!」
一所懸命弁解する作兵衛に、左門は肩に手を置くとひとつ頷いた。
「大丈夫だ作兵衛!孫兵が別れるなんて絶対言わないからな!!」
「あー、悪かったな、変なこと聞いて。気にすんな!」
左門に続けて三之助がそう言うと、作兵衛はそうか?と言って笑った。
それと同時に開始の鐘が響き、忍犬の鳴き声も風に乗って聞こえてくる。
教室の戸が開き、作兵衛が前に向き直ると、三之助と左門は視線を合わせた。
(結局、大好きなんだな)
そう思ったのは二人とも同じだった。
end
とかね!!
大好きなんだけど、それを態度に出さない姿とか可愛すぎる!!
あと、一生懸命無理をする姿とか。
結局二人はラブラブなんだよ(´曲`*)
揄った二人が逆にあてられればいいんだよ。
因みに孫兵も別れるとか考えた事もないですよ。
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