短編小説
□星のない空
1ページ/10ページ
『ねぇ、例えば、星がなく、月もない空の下に一人でいることって、わかる?』
男性は、ほんの一瞬窓の外に目を向けると、笑顔を湛えて、彼女の肩までの長さの髪を見て、きいた。
『……わかる、と思う……。』
彼女は、彼の目を捉えて答えた。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ