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ピンポーン・・・



その音は食材を切らしてるあたしの腹の底まで響き渡った





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『誰よ人が死にそうなときに・・・』



よりによってあんな奴らのために大切な大切な大切な大切な大切な(しつこい)

とにかく空っぽだった冷蔵庫を宝箱に変える(予定だった)食材を置いてきちゃうなんて・・・


まぁ命の方が大切だけどさ!!?



『どちら様ですか?』


ガチャ・・・


いつもなら確認するのに空腹で頭の働かなくなったあたしはそのまま扉を開けた


「どうも♪こんばんw」バンッッ!!ガッ!!

「足・・・痛いんだけど・・・(黒笑)」


いや、あなたを見た瞬間条件反射というかなんというか・・・


ってゆーかここはおとなしくドア閉めさせようよ!


なにちゃっかり足で止めちゃってるんですか!?


「わざわざ荷物運んできて上げた恩人に対してこの仕打ちはないんじゃないの?」


『・・・え?』


今、なんと・・・?


「先輩・・・さっきはスイマセンした・・・

これ」


差し出された袋をまず二つ受け取った


でもよく見れば後ろにいる何人かもそれぞれに荷物を持っていた



テニス部って言うのが腸煮えくり返るくらい気に食わないけど・・・



『・・・アリガト…


狭い部屋だけど・・・上がってく?』


「え?いいんスか!?w」


あ、この生き物何気可愛いかも・・・


「あたりまえじゃないか」


あー知ってたさ!
さっき会ったばっかりだけどね!!
君がそういう人間だってこt
「僕が・・・どうかした?」


デジャヴッッ!!!!



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